聞きたいのは年収なのに、「お金目当てと思われそう」で言い出せない
婚活で出会った相手と、三回目の食事を終えた帰り道。
人柄は穏やかで、仕事にも真面目そうです。結婚後は共働きを希望していることや、いずれ子どもがほしいことも話せました。
それでも、一つだけ聞けないことがあります。
「収入は、どのくらいあるのだろう」
ぜいたくな生活をしたいわけではありません。
自分にも収入はあります。ただ、家賃、子育て、親の介護、老後まで考えると、気持ちだけで暮らせるとは思えないのです。
ところが年収を聞けば、「条件で人を選んでいる」「お金目当てなのでは」と思われそうで、会話が止まります。
反対に、プロフィールへ高い年収が書かれていても、本当なのか、今後も続くのか、借金や大きな支出がないのかは分かりません。
知りたいのは、相手の価値を決める数字ではありません。
二人の収入で、どのような暮らしができるのか。どちらかが病気や育児で働けない時期にも、家計を続けられるのか。その判断材料です。
婚活でお金の話をするときは、「いくら稼いでいますか」と一問で終わらせない方が、相手の生活を理解しやすくなります。
聞く時期と質問の深さを、関係の進み方に合わせて変えていきます。
年収を聞く前に、「その数字で何を判断したいのか」を決めます
相手の年収を知っても、自分の不安が解消しないことがあります。
年収600万円と分かっても、住宅ローンや養育費が大きければ、家庭へ使える金額は想像より少ないかもしれません。
反対に年収が希望より低くても、安定した仕事があり、支出が小さく、二人で働く考えが合えば、生活を組み立てられる場合があります。
| 本当に知りたいこと | 年収以外に聞きたい内容 |
|---|---|
| 生活費を払えるか | 毎月の手取り、住居費、固定支出 |
| 子どもを持てるか | 共働きの希望、育休・働き方、教育費の考え |
| 住宅を持てるか | 現在の借入れ、頭金、住みたい地域 |
| 収入が安定しているか | 雇用形態、勤続年数、歩合や賞与の割合 |
| 自分ばかり負担しないか | 生活費の分担、家事、貯蓄への考え方 |
| 隠れた負担がないか | 養育費、借金、親族への援助、事業上の負担 |
| 老後を一緒に考えられるか | 退職時期、年金以外の備え、持ち家の有無 |
「年収が低い人を避けたい」と考える自分を責める必要はありません。
ただ、最低年収だけで探す前に、その金額が必要な理由を月々の暮らしへ置き換えてください。
必要なのが「住宅費を含め、二人で毎月35万円ほど使える家計」なら、相手一人の年収より、二人の手取りと固定支出の方が判断に役立ちます。
交際の段階によって、聞いてよい深さは変わります
初対面の相手と、結婚を具体的に考えている相手へ、同じ質問をする必要はありません。
| 関係の段階 | 聞きやすい内容 | まだ急がなくてよい内容 |
|---|---|---|
| 初対面・最初の数回 | 仕事内容、働き方、休日、転勤の可能性 | 正確な年収、預金残高、書類の提示 |
| 何度か会い、交際を考える頃 | 生活水準、共働きへの考え、住みたい地域 | 口座残高、資産の詳細、信用情報 |
| 真剣交際に入る前後 | 年収帯、手取りの目安、収入の変動、借入れの有無 | 暗証番号、口座へのアクセス、書類の画像送信 |
| 婚約・同居・入籍を考える頃 | 具体的な収入、借入残高、養育費、親への援助、家計分担 | 相手の同意なく第三者へ問い合わせること |
| 契約や住宅購入の前 | 必要に応じて収入資料、返済計画、共同予算 | 「信頼しているから」と確認を省くこと |
出会ったばかりの段階で細かな金額を聞かれると、相手も審査を受けているように感じることがあります。
一方、結婚や同居の話が進んでいるのに、「お金の話は失礼だから」と避け続けると、生活を始めてから初めて大きな負担を知ることになりかねません。
早すぎる詮索も、遅すぎる遠慮も避け、関係の深さに合わせて一段ずつ進めます。
最初は正確な金額ではなく、働き方と暮らし方を聞きます
年収を直接聞かなくても、相手がどのように働き、暮らしているかは会話できます。
最初の数回でも聞きやすい質問
- 「今のお仕事は長いんですか?」
- 「忙しい時期と落ち着く時期はありますか?」
- 「転勤や異動はありそうですか?」
- 「結婚後も二人で働くイメージですか?」
- 「住むなら、通勤の便利さと家賃のどちらを優先したいですか?」
- 「休みの日は、外出と家で過ごすのとどちらが多いですか?」
この段階で見るのは、高収入らしい服装や店選びではありません。
自分の仕事について具体的に話せるか、働き方の変化を現実的に考えているか、自分と違う希望も聞こうとしてくれるかを見ます。
高価な店へ連れて行ってくれることと、安定した家計を作れることは別です。
真剣交際が見えてきたら、年収帯から聞いて構いません
結婚を前提に付き合う可能性が出てきたら、お金の話をすること自体は失礼ではありません。
ただし、相手だけへ質問を並べるのではなく、自分の状況から話すと、取り調べのようになりにくくなります。
年収帯を聞く会話例
「結婚後の生活を少し具体的に考えたいと思っています。私は年収がだいたい○万円で、月の手取りは○万円前後です。あなたは細かい金額でなくても、年収帯や毎月使える額を教えてもらえますか?」
「子どもを持つとしたら、どちらかの収入が一時的に減ると思います。二人の収入でどのくらいの家賃なら無理がないか、一度一緒に考えてみませんか?」
「お金で人を判断したいのではなく、結婚後に無理な生活を約束したくないので聞きたいです。答えにくいところは、今すぐでなくても大丈夫です」
最初から一円単位まで求める必要はありません。
「400万円台」「月の手取りは25万円前後」「賞与の割合が大きい」など、生活設計に必要な幅から始めます。
「年収」と「手取り」と「家庭へ使えるお金」は同じではありません
会社員が話す年収は、通常、税金や社会保険料が差し引かれる前の給与収入を指すことが多く、源泉徴収票では「支払金額」に当たります。実際に毎月使える手取りとは異なります。
また、自営業者の「売上1,000万円」は、会社員の年収1,000万円と同じ意味ではありません。事業所得は、総収入金額から必要経費を差し引いて計算されます。
| 相手の働き方 | 数字を見るときの注意点 |
|---|---|
| 会社員・公務員 | 年収には賞与や手当が含まれることがあり、毎月の手取りとは違う |
| 歩合・成果報酬が多い仕事 | 良い年の金額だけでなく、少ない年や平均を見る |
| 自営業・フリーランス | 売上ではなく、経費後の所得と生活へ回せる額を見る |
| 会社経営者 | 会社の売上と本人の役員報酬を分ける |
| 年金生活・退職予定 | 現在の給与だけでなく、退職後の収入変化を見る |
| 複数の仕事がある | 本業、副業、不動産収入の継続性を分ける |
年収の数字が希望を満たしていても、賞与が大きく変動する仕事なら、固定費を高くしすぎない方がよい場合があります。
反対に年収が低めでも、住居費が小さく借入れがなく、支出を抑えられている人なら、毎月の余裕が大きいこともあります。
結婚前に知りたいのは、収入より「毎月出ていくお金」です
結婚後の家計を左右するのは、収入額だけではありません。
真剣交際に入ったら、次の支出について互いに話せるかを見ます。
| 確認したい支出 | 聞き方の例 |
|---|---|
| 住居費 | 「今の家賃や住宅ローンは、毎月どのくらいですか?」 |
| 車 | 「ローン、駐車場、保険を含め、結婚後も維持したいですか?」 |
| 借入れ | 「住宅以外に、返済中のローンや分割払いはありますか?」 |
| 養育費 | 「継続している支払いと、終了予定時期を共有できますか?」 |
| 親族への援助 | 「ご家族へ定期的に送っているお金はありますか?」 |
| 保険・積立 | 「毎月決まって払っている保険や積立はどのくらいですか?」 |
| 趣味・交際費 | 「今の暮らしで、減らしたくない支出はありますか?」 |
| 事業の負担 | 「仕事に関する借入れや、個人で負担している経費はありますか?」 |
「借金はありますか」と急に聞くと警戒される場合は、自分から話します。
「私は車のローンがあと2年あり、月2万円払っています。結婚後の予算を考えたいので、あなたにも返済中のものがあれば教えてほしいです」
借入れがあることだけで、直ちに相手を不誠実と決める必要はありません。
何のための借入れか、残高はいくらか、返済が滞っていないか、結婚後も無理なく払えるかを分けて見ます。
再婚の婚活では、養育費と子どもへの臨時支出も外せません
再婚を考えている場合、年収だけを聞いても結婚後の家計は見えません。
前の結婚で生まれた子どもへの養育費、進学時の援助、面会時の交通費などが続いていることがあります。
再婚前に共有したいこと
- 毎月の養育費と終了予定時期
- 入学や医療など臨時費用の約束
- 子どもと会う頻度と交通費
- 同居している連れ子の生活費
- 将来、進学や結婚を支援したい範囲
- 前の配偶者との金銭連絡の方法
養育費を払っていることを否定するのではありません。
現在の夫婦生活へどの程度影響するのかを、後からではなく先に知っておくための話です。
子どもの前で費用を責めたり、「あなたの子どもに使うお金」と対立させたりしないためにも、大人同士で境界を決めます。
50代以降の婚活では、退職後の収入と親への援助も聞きます
中高年の婚活では、現在の給与が数年後も続くとは限りません。
定年、再雇用、年金生活への移行によって、収入が大きく変わることがあります。
| 確認したいこと | 会話例 |
|---|---|
| 退職予定 | 「今の働き方は何歳ごろまで続ける予定ですか?」 |
| 退職後の仕事 | 「再雇用や別の仕事を考えていますか?」 |
| 住まい | 「今の家に住み続ける予定ですか。ローンや修繕は残っていますか?」 |
| 親への支援 | 「ご両親の生活費や介護費を負担していますか?」 |
| 成人した子ども | 「今後も学費や生活費の援助を続ける予定はありますか?」 |
| 老後の家計 | 「生活費をどのくらいにしたいと考えていますか?」 |
預金額を早い段階で聞き出すより、退職後にどの程度の生活を望み、その費用をどう用意する考えなのかを聞く方が、人柄や金銭感覚を理解できます。
相手だけに開示を求めず、自分の数字も同じ範囲で話します
お金の話がうまく進むかどうかは、年収の高さより、互いに同じ基準で話せるかに表れます。
| 相手へ聞くこと | 自分も伝えること |
|---|---|
| 年収・手取り | 自分の年収・手取り |
| 借入れ | 自分のローン・分割払い |
| 家族への支援 | 自分の親・子どもへの支援 |
| 貯蓄への考え | 現在の積立額や優先したい目的 |
| 働き方の希望 | 結婚、出産、介護後も働きたいか |
| 暮らしの水準 | 住居、車、旅行など譲れない支出 |
「年収はいくらですか。貯金はいくらですか。借金はありますか」と一方的に質問されれば、相手も評価されていると感じます。
「私はここまで話します。あなたにも同じ範囲を教えてほしい」という形にすると、結婚後の共同作業として扱えます。
収入証明を見るなら、結婚を具体的に決める段階で双方が行います
婚活プロフィールや口頭だけでは不安が残る場合、婚約、同居、住宅契約などを決める前に、双方が収入を示す資料を見せ合う方法があります。
| 働き方 | 確認資料の例 | 見るときの注意 |
|---|---|---|
| 会社員・公務員 | 直近の源泉徴収票、必要に応じて給与明細 | 賞与・転職直後など、今年と前年で状況が違う場合がある |
| 自営業・フリーランス | 確定申告書の控えなど | 売上額と所得額を混同しない |
| 複数の収入がある | 各収入の資料と、継続する見込み | 一時的な収入を毎年続くものとして計算しない |
| 退職間近・年金生活 | 現在の収入と、退職後の見込みを示す資料 | 現在の給与だけで将来の家計を作らない |
源泉徴収票は、給与を支払う側が作成し、受給者へ交付する書類です。
資料を見せてもらう場合も、画像をメッセージで送り合い、長期間保存する必要はありません。
住所、勤務先、識別番号など、家計の確認に不要な個人情報まで取得しないようにします。
相手だけへ提出を求めず、自分も同等の資料を用意してください。
借金が心配でも、相手の信用情報を勝手に調べることはできません
クレジットやローンの利用状況が気になる場合でも、相手の本人確認情報や端末を使い、無断で調べることは避けてください。
CICの信用情報開示は、本人が本人確認をして手続きを行う仕組みです。
結婚前に借入れへの心配がある場合は、まず次の項目を本人から聞きます。
- 借入先の種類
- 借入れの目的
- 現在の残高
- 毎月の返済額
- 返済の終了時期
- 延滞の有無
- 結婚後の家計から返す予定か
相手が「借入れはない」と話しているのに不自然な請求が続く、説明が何度も変わるなど、具体的な理由がある場合は、本人に開示資料を取得してもらい、一緒に見る方法を提案できます。
ただし、資料提出を拒んだだけで直ちに嘘と決めつけるのではなく、なぜ必要なのか、どの範囲なら双方が納得できるかを話します。
聞いた金額より、答える姿勢を見ます
お金の話で見たいのは、理想の数字を答えてくれるかだけではありません。
| 答え方 | 考えられること |
|---|---|
| 答えにくい理由を説明し、後日話す時期を決める | 慎重だが、話し合う意思はある |
| 自分の収入と固定支出を同じ基準で話す | 共同生活を現実的に考えている |
| 数字は曖昧でも、生活費の試算には応じる | 金額より家計づくりから話せる |
| 質問しただけで人格を責める | 結婚後もお金の話ができない可能性がある |
| 会うたびに年収や職業の説明が変わる | 事実関係を急がず確かめたい |
| 高収入を強調する一方、具体的な働き方を話さない | 肩書や数字だけで信用しない方がよい |
| 結婚後は相手の収入をすべて管理すると言う | 家計管理と行動の支配を分けて考える必要がある |
収入が希望より低くても、率直に話し、二人で予算を作ろうとする人もいます。
反対に希望以上の年収でも、借入れや支出を隠し、お金の質問をすべて拒む人とは、結婚後の家計を共同で扱いにくいでしょう。
「年収を聞かれたくない」と言われたら、すぐ別れを決めなくてもよい
収入を尋ねたとき、相手が答えを避けることがあります。
理由は一つではありません。
- 過去に収入だけで扱われた経験がある
- 出会ったばかりで警戒している
- 転職や休職で収入が変動している
- 自営業で年収という聞き方に答えにくい
- 家族や借入れに話しにくい事情がある
- 本当に数字を隠したい
次のように聞き直せます。
「今すぐ正確な金額を教えてほしいわけではありません。ただ、結婚を考えるなら、二人で生活費を払えるかは話したいです。どの段階なら、どのくらいまで共有できますか?」
相手が時期を示し、その後実際に話すなら、慎重だった可能性があります。
真剣交際、婚約、住宅契約へ進んでも一切話さず、あなたの収入だけを求める場合は、関係を急がない方がよいでしょう。
高収入の話のあとに送金や投資を求められたら、収入確認より先に止まります
婚活アプリやSNSで出会った相手が、高収入や海外事業、投資の成功を強調し、次のような要求をしてきた場合は注意が必要です。
- 会う前に投資へ誘う
- 専用サイトやアプリへ入金させる
- 税金、荷物、治療費などの名目で送金を頼む
- 暗号資産や海外口座を指定する
- 銀行口座、カード、暗証番号、認証コードを求める
- 借金をしてでも資金を用意するよう勧める
- 家族や警察へ相談しないよう言う
警察庁は、SNSやマッチングアプリなどで知り合い、恋愛感情や親近感を抱かせたうえで金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」へ注意を呼びかけています。
相手を信じたい気持ちがあっても、送金や投資は止め、やり取りと振込情報を保存してください。
結婚を考えている相手であっても、あなたのお金を預けることが愛情の証明にはなりません。
家族から「年収を聞きなさい」と急かされても、条件だけで詰めない
親から、「仕事は何をしているの」「年収はいくら」「持ち家はあるの」と確認するよう言われることがあります。
心配してくれていると分かっていても、親の希望する条件と、自分が望む結婚生活は同じとは限りません。
| 家族の心配 | 本人が確かめたい形へ変える |
|---|---|
| 収入が低くないか | 二人の手取りで希望する生活を続けられるか |
| 安定した仕事か | 働き方が変わった場合も話し合えるか |
| 借金がないか | 借入れを隠さず、返済計画を共有できるか |
| 家柄や資産は大丈夫か | 家族との距離、援助、介護負担を話せるか |
| 自分の子どもが苦労しないか | 家事、生活費、将来設計を二人で決められるか |
親へ相手の源泉徴収票や預金額を見せる必要はありません。
本人同士で確認したうえで、「生活費と借入れについて話し、二人で予算を作っている」と必要な範囲だけ伝えます。
二人の生活を、一度だけ仮の数字で作ってみます
年収を聞いた後は、条件を満たしたかどうかで終わらせず、結婚後の家計を試します。
結婚後の一か月を仮に作る表
| 項目 | 二人の見込み額 |
|---|---|
| 二人の月の手取り合計 | |
| 家賃・住宅ローン・管理費 | - |
| 食費・日用品 | - |
| 水道光熱・通信費 | - |
| 保険・医療費 | - |
| 車・交通費 | - |
| 借入れの返済 | - |
| 養育費・家族への援助 | - |
| 二人の貯蓄・老後への積立 | - |
| 各自の自由費 | - |
| 残る金額 | = |
金額が足りない場合、相手の年収だけを責めるのではなく、住む場所、車、働き方、結婚時期を変えれば成り立つかを見ます。
この表を二人で埋められるかどうかは、年収の数字そのものと同じくらい重要です。
結婚を急がない方がよいお金のサインがあります
- 職業や収入の説明が会うたびに変わる
- 真剣交際後も、収入・支出の話を一切拒む
- あなたの年収や資産だけを詳しく聞く
- 借入れや養育費が後から何度も増える
- 給与が入ったら全額自分へ渡すよう求める
- あなた名義でローンや契約を組ませようとする
- 保証人になるよう急かす
- 結婚前に高額な送金や投資を求める
- 家族や第三者へ相談すると怒る
- お金の質問をしたことを理由に、侮辱や威圧をする
一つ当てはまっただけで、すぐ悪意があると断定する必要はありません。
ただし、契約、借入れ、送金は止め、説明を聞く時間を取ってください。
不安を抱えたまま結婚や住宅購入を急ぐ必要はありません。
今日聞くのは、正確な年収でなくても構いません
今日は、相手へ質問する前に、紙へ次の三つを書いてください。
- なぜ収入を知りたいのか
- 今の関係で、どこまでなら聞く必要があるか
- 自分は何を同じ範囲で伝えられるか
何度か会っている段階なら、次の一言から始められます。
「これからもお会いしたいので、少し生活の話もしたいと思っています。正確な年収を聞くというより、結婚後の働き方や家計をどう考えているか聞いてもいいですか?」
真剣交際へ進む段階なら、もう一歩具体的にします。
「私は年収が○万円前後で、月の手取りは○万円ほどです。家賃や貯蓄を一緒に考えたいので、あなたの年収帯と毎月の固定支出も、話せる範囲で教えてほしいです」
婚活で収入を聞くことは、相手へ値札を付けることではありません。
結婚後、二人とも無理をせず暮らすために、現実を共有することです。
聞き方に配慮し、自分も同じ範囲を開示し、正確な資料は関係が深まってから双方で確かめる。
その順番を守れば、お金の話は関係を壊す質問ではなく、二人で生活を作れる相手かを知る会話になります。
出典・確認先メモ
- 国税庁「給与所得の源泉徴収票」「給与所得」:給与収入、源泉徴収票の支払金額、給与所得との違いに関する確認先。
- 国税庁「事業所得の課税のしくみ」:自営業等の総収入金額、必要経費、事業所得の計算に関する確認先。
- CIC「情報開示」:本人による信用情報の開示手続に関する確認先。
- 警察庁「SNS型ロマンス詐欺」:マッチングアプリやSNSで知り合った相手から、投資・送金を求められた場合の注意点に関する確認先。
















