カード明細を見て、初めて一か月の占い代に気づくことがあります
夫婦関係がうまくいかず、夜になると電話占いを開く。
最初は「10分だけ」と決めていたのに、話の途中で切れなくなり、気づけば40分以上たっている。
別の日には、「今やめると流れが途切れる」「もう少しで答えが出る」と言われ、追加のポイントを購入する。
一回ごとの支払いは数千円でも、クレジットカードの利用明細を見ると、同じサービス名が何度も並んでいます。
合計すると、家賃や住宅ローンに近い金額になっているかもしれません。
「どうしてあのとき切れなかったのだろう」
「今月の生活費をどうすればよいのだろう」
「家族に知られたら軽蔑される」
「でも、鑑定をやめたら悪いことが起きそうで怖い」
「返金してほしいけれど、自分で払ったのだから無理なのだろうか」
後悔していると、自分を責めることに時間を使ってしまいます。
しかし、今必要なのは、これまでの自分を叱ることではありません。
これ以上支払いを増やさないこと、すでに支払った記録を残すこと、今月の暮らしを守ること。この三つを順番に行います。
最初の30分で行うのは、退会ではなく追加課金の停止です
高額な利用に気づくと、すぐにアカウントを削除したくなるかもしれません。
ただし、退会すると、占い師とのメッセージ、購入履歴、利用規約などを見られなくなる場合があります。
国民生活センターは、返金を求める際に占い師や鑑定士とのやり取りが証拠になるため、退会前にスクリーンショットなどで保存するよう案内しています。返金は難しい場合も多いものの、消費生活センターへ相談することが勧められています。
まず、次の順番で動きます。
- 新しいポイントや鑑定時間を購入しない
- 占い師とのメッセージを保存する
- 購入履歴と決済明細を保存する
- サイト名、運営会社、連絡先、利用規約を保存する
- 今後も続く定期課金がないかを見る
- 必要な記録を残してから退会・解約手続きをする
保存している途中に占い師から連絡が届いても、返信する必要はありません。
「最後にこれだけ送れば終わる」「今やめるとすべてが無駄になる」と言われても、追加購入を止めたまま記録だけを残します。
保存する画面は、鑑定結果より「お金を使わせた流れ」です
| 保存するもの | 残しておきたい内容 |
|---|---|
| 占い師とのメッセージ | 追加購入を求める言葉、退会を引き止める言葉、不安をあおる表現 |
| ポイント購入履歴 | 購入日、金額、ポイント数、使用状況 |
| クレジットカード明細 | 利用日、加盟店名、請求額、未確定分 |
| 電子マネーの記録 | 購入したカードやコードの領収書、番号、利用日時 |
| 銀行振込の記録 | 振込日、金額、振込先名義 |
| 広告画面 | 無料、特別鑑定、返金保証など、申し込むきっかけになった表示 |
| 利用規約・解約画面 | 料金、退会方法、返金条件、運営会社情報 |
| メール・SMS | 登録の経緯、勧誘の回数、複数サイトから届いた連絡 |
画面が長い場合は、一枚のスクリーンショットだけで終わらせず、日付、相手の名前、前後の会話が分かるように保存します。
保存した画像はスマートフォンの中だけに置かず、自分宛てのメールや安全な保存場所へ移しておくと、端末の故障やアカウント削除に備えられます。
「たぶん数万円」を、決済方法ごとの合計へ変えます
占い料金は、複数の方法で支払っていると総額が見えにくくなります。
クレジットカードだけでなく、携帯電話料金との合算、アプリ内課金、銀行振込、プリペイド型電子マネーを使っていないか見てください。
| 決済方法 | 見る場所 | 書く金額 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 確定明細と未確定明細 | すでに引き落とされた額と今後の請求額 |
| 携帯電話料金との合算 | 通信会社の利用明細 | 占い・コンテンツ利用分 |
| アプリ内課金 | アプリストアの購入履歴 | 占いアプリごとの合計 |
| プリペイド型電子マネー | レシート、購入履歴、メール | 購入したカードやコードの合計 |
| 銀行振込 | 通帳、ネットバンキング | 同じ振込先へ送った合計 |
| 後払い・分割・リボ払い | 利用残高と今後の支払予定 | 未払いの元金と手数料 |
少なくとも直近3か月分を見ます。
利用が長期間にわたる場合は、初めて登録した月までさかのぼれる範囲で確認します。
利用総額を出す表
| 期間 | 支払済み | 請求予定 | 借入れ・分割残高 |
|---|---|---|---|
| 今月 | 記入 | 記入 | 記入 |
| 先月 | 記入 | ― | 記入 |
| それ以前 | 記入 | ― | 記入 |
| 合計 | 記入 | 記入 | 記入 |
合計が怖くても、途中で計算をやめないでください。
金額が見えないままの方が、次の請求や生活費に備えられず、不安が長引きます。
支払済み・請求前・今後の課金では、止め方が違います
| お金の状態 | 次にすること |
|---|---|
| すでに支払った | 証拠を保存し、返金相談が可能か188へ聞く |
| カード明細に載ったが支払日前 | 証拠を保存し、カード会社へ利用内容と今後の対応を聞く |
| 継続課金が残っている | サービス内の解約手続きを行い、決済側でも停止状況を見る |
| ポイントを買ったが使っていない | 利用規約の返金条件を保存し、事業者と188へ扱いを聞く |
| 分割・リボ払いにしている | 残高と毎月の手数料を確認し、新しい利用を止める |
| 借入れで支払った | 新たな借入れを止め、返済と生活費を含めて債務相談へつなぐ |
カード会社や通信会社へ連絡する際は、「占いだから返金してほしい」とだけ伝えるのではなく、利用日、金額、サービス名、継続課金の有無、事業者とのやり取りを手元に置きます。
支払停止や返金が認められるかは、契約内容や決済の状況によって異なります。カード会社が必ず返金するとは限りませんが、未確定の請求、継続課金、申立てに必要な資料について聞くことはできます。
退会を引き止められても、鑑定を完了させる義務はありません
「あなたの運命を最後まで見届けたい」
「ここでやめると、これまでの祈りが無駄になる」
「今夜中に言葉を送らなければ、幸運を逃す」
こうした言葉を受け取ると、退会することが怖くなります。
国民生活センターは、占い師や鑑定士を名乗る者が、不安をあおる言葉などで退会を引き止めることがあると注意を促し、やめたい場合は「退会する」とはっきり伝えるよう案内しています。
退会を伝える文面
「これ以上の鑑定とポイント購入は行いません。本日付でサービスの利用停止と退会を希望します。今後の勧誘連絡も停止してください」
理由を長く説明したり、占いの結果について反論したりする必要はありません。
相手とやり取りを続けるほど、別の不安を示されることがあります。必要な記録を保存したら、退会の意思だけを短く伝えます。
「返金できるか」は、占いが当たったかどうかだけで決まりません
「占いが外れたから返金してほしい」と伝えても、返金は簡単ではない場合があります。
一方で、次のような事情があれば、契約の経緯を消費生活センターへ詳しく伝える意味があります。
- 無料と表示されていたのに、途中から高額な有料利用へ誘導された
- 同じ言葉や記号を何度も送るよう求められた
- 鑑定が終わると言われ続けたが、いつまでも終わらなかった
- 退会を申し出るたびに不安をあおられた
- 自分だけに届いた特別な鑑定だと思わせられた
- 料金やポイント消費の仕組みが分かりにくかった
- 運営会社や解約方法が明確に表示されていなかった
- 「払わなければ不幸になる」などと言われた
国民生活センターには、無料鑑定から有料ポイントへ誘導された、特定の言葉を延々と送らされた、やめようとしても引き止められたといった占いサイトの相談が寄せられています。
返金の可能性は、支払方法、表示、勧誘内容、利用期間、保存している証拠などによって変わります。
「自分から払ったから、相談しても無駄」と決めず、保存した資料を基に消費生活センターへ状況を伝えてください。
ネットの占いは、申し込んだだけで一律にクーリングオフできるわけではありません
ウェブサイトやアプリから自分で申し込むサービスは、通信販売に当たることがあります。
通信販売には、訪問販売などのような一般的なクーリングオフ制度はありません。解約や返金については、事業者が表示した条件や契約の経緯などを個別に見る必要があります。
ただし、「クーリングオフがない」ことと、「どのような勧誘でも返金を求められない」ことは同じではありません。
重要な事実と異なる説明、不安をあおる勧誘、不当な契約条項などがあれば、消費者契約法による取消しなどが問題になる場合があります。消費者契約法は、不当な勧誘による契約の取消しや、不当な契約条項の無効などを定めています。
自分だけで法律へ当てはめず、188へ次のように伝えます。
「占いサイトで○万円を支払いました。退会しようとすると不幸になると言われ、追加購入を続けました。メッセージと決済履歴があります。返金や解約について相談したいです」
「払わないと不幸になる」と言われた場合は、その言葉を消さないでください
霊感などによる特別な力を理由に、「契約しなければ本人や家族に重大な不利益が起きる」などと告げ、不安をあおって契約させた場合には、消費者契約法上の取消しが問題となることがあります。2023年には、こうした不当勧誘に関する取消権の範囲や行使期間を拡充する改正が施行されています。
すべての占いや不安を感じた契約が、自動的に取り消せるわけではありません。
次の言葉があった場合は、日時と前後の会話を含めて保存し、消費生活センターや法律相談へ見せます。
- 「やめれば家族に災いが起きる」
- 「今払わないと病気になる」
- 「この祈祷をしなければ一生不幸になる」
- 「あなたの先祖が苦しんでいる」
- 「誰かに話すと効果がなくなる」
- 「借りてでも今日中に払う必要がある」
返金相談へ持っていくのは、きれいにまとめた説明より時系列です
| 書くこと | 記入例 |
|---|---|
| 登録した日 | 6月3日、無料占いの広告から登録 |
| 有料になった日 | 6月5日、無料期間終了後にポイント購入 |
| 支払方法 | クレジットカード、電子マネー |
| 支払総額 | 支払済み18万円、請求予定5万円 |
| やめられなかった理由 | 途中でやめると夫婦関係が悪化すると言われた |
| 退会を申し出た日 | 6月28日 |
| 事業者の返答 | あと一度だけ鑑定を続けるよう求められた |
| 手元の証拠 | メッセージ、カード明細、広告、規約 |
消費者ホットライン188は、最寄りの消費生活センターや消費生活相談窓口を案内する全国共通の番号です。相談自体は無料ですが、窓口へつながった後の通話料金はかかります。
今月の生活費が足りるかを、返金の結果とは別に考えます
返金相談を始めても、すぐにお金が戻るとは限りません。
返金を待つ間も、家賃、食費、光熱費、医療費の支払日は来ます。
まず、今後30日間に必要なお金を出します。
| 支払い | 必要額 | 期限 |
|---|---|---|
| 家賃・住宅ローン | 記入 | 記入 |
| 食費・日用品 | 記入 | 毎週必要 |
| 電気・ガス・水道 | 記入 | 記入 |
| 医療費・薬代 | 記入 | 記入 |
| 税金・保険料 | 記入 | 記入 |
| カード請求 | 記入 | 記入 |
| 占いの未確定請求 | 記入 | 記入 |
次に、現在の預金、手元の現金、給料や年金が入る日を書きます。
生活に欠かせない支払いを差し引いてカード請求を払えない見込みなら、支払日を過ぎるまで放置せず、カード会社へ現在の状況と相談窓口を聞きます。
占い代を払うために、別の借入れを増やさないようにします
カードの引き落としに間に合わせるため、消費者金融や別のカードから借りることを考えるかもしれません。
しかし、新しく借りれば、占い料金が消えるのではなく、返済先が変わり、利息や手数料が加わります。
| 今考えていること | その後に起きること |
|---|---|
| 別のカードで支払う | 翌月以降の請求へ移る |
| キャッシングで引き落としを補う | 元金に利息を加えて返す必要がある |
| リボ払いへ変更する | 月額は下がっても、完済までの期間と手数料が増える場合がある |
| 家族から黙って借りる | 返済と秘密の両方を抱えることになる |
複数のカードや借入先があり、自分で返済予定を組めない場合は、金融庁が案内する財務局などの多重債務相談窓口や、法テラス、弁護士会、日本クレジットカウンセリング協会などへつなぐ方法があります。
日本クレジットカウンセリング協会では、債務に関する電話相談や家計・返済についてのカウンセリングを無料で行い、状況によっては任意整理を扱っています。
生活費まで足りなくなったら、占いだけでなく家計全体を見てもらいます
占い料金を止めても、家賃や公共料金の滞納が残り、翌月の生活費も不足することがあります。
その状態は、「占いをやめればすべて解決する」という段階を超えています。
自治体の生活困窮者自立支援制度では、生活上の困り事を受け付け、仕事、住まい、家計などの状況に応じた支援を行っています。家計改善支援では、収支の見える化、滞納の解消、各種制度の利用、債務相談との連携などが行われます。
自治体へ伝える例
「占いサイトへ高額な支払いをしてしまい、今月の家賃と生活費が足りません。追加利用は止めましたが、カード請求とほかの支払いを含め、家計全体を立て直したいです」
占いを利用したことを恥ずかしく感じても、使途を隠すと正確な家計を作れません。
責めてもらうためではなく、今後の暮らしを守るために金額を伝えます。
また占いたくなる時間帯と出来事を見つけます
支払い方法を外しても、占いたくなる理由が残っていると、別のサイトへ登録してしまうことがあります。
| 占いたくなる場面 | 本当に求めているもの |
|---|---|
| 配偶者から返事がない夜 | 嫌われていないという安心 |
| 将来のお金を考えたとき | 暮らしていけるという見通し |
| 家族とけんかした後 | 自分は悪くないと言ってくれる人 |
| 眠れない深夜 | 一人ではないと感じられる会話 |
| 悪い鑑定結果を見た後 | 別の結果で打ち消したい気持ち |
| 仕事や介護で疲れた日 | 気持ちを受け止めてもらう時間 |
占いを開きたくなったら、「何を占いたいか」ではなく、「今、何が怖いか」を一行書きます。
たとえば、「夫の気持ちを知りたい」ではなく、「今日返事がなかったことで、見捨てられた気がしている」と書きます。
それだけで不安が消えるとは限りません。
ただ、未来を当ててもらうことと、今感じている孤独を誰かへ話すことを分けられます。
占いを開く前に、一度だけ別の行動を挟みます
- 質問したいことを紙へ書き、20分待つ
- カードや決済情報を手元から離す
- 信頼できる人へ「今少し不安」とだけ送る
- 温かい飲み物を用意し、スマートフォンを別室へ置く
- 占いへ使いたい金額を、家賃や食費の欄へ書き換える
- 以前の鑑定結果を読み返さず、自分の気持ちだけを書く
一度待っても利用したい場合は、その場で決済方法を再登録せず、翌日まで判断を持ち越します。
深夜、けんかの直後、眠れないときは、落ち着いた状態より支払いを止めにくくなることがあります。
占いを完全にやめるか迷っても、まず30日間は新しい支払いを休みます
「二度と占いをしない」と決めると、守れなかったときに自分をさらに責めることがあります。
まずは、今後30日間、新しい有料鑑定を購入しない期間を作ります。
| 休止中にすること | 目的 |
|---|---|
| 利用していた日時を記録する | 使いやすい時間帯を知る |
| 占いたくなった理由を書く | 占い以外に必要な支えを見つける |
| 一週間ごとの残高を見る | 利用を止めた効果を金額で知る |
| 夫婦・仕事・家計の問題を一つ進める | 現実の悩みを占いへ預けたままにしない |
| 無料鑑定への登録もしない | 有料利用へ戻る入口を減らす |
国民生活センターは、無料占いをきっかけに有料のやり取りへ誘導される事例や、同じ言葉を何度も送らされ高額になる事例について注意を促しています。
家族へ話すときは、謝罪だけで終わらせず数字と行動を伝えます
占い料金を使いすぎたことを家族へ話すのは、怖いものです。
「何を考えていたの」
「そんなものにお金を使うなんて」
そう言われる場面を想像し、請求が来るまで隠してしまうこともあります。
ただ、家賃や共同の生活費へ影響する場合、相手が請求書を見て初めて知るより、自分から事実と対応を伝えた方が話を進めやすくなります。
配偶者へ伝える例
「夫婦のことで悩み、占いに合計23万円使ってしまいました。責められるのが怖くて言えませんでした。追加利用は止め、記録も保存しました。今月のカード請求が5万円足りないので、家計と相談先を一緒に見てほしいです」
親や成人した子どもへ伝える例
「お金を出してほしいと決めているわけではありません。占いへの支払いを止めたので、総額と今後の請求を一緒に確認して、188へ相談するのを手伝ってほしいです」
返済や立替を頼む前に、何へいくら使い、今後の課金をどう止めたかを話します。
家族が利用に気づいたときは、スマートフォンを取り上げる前に記録を残します
親や配偶者が占いへ高額な支払いをしていると分かれば、家族はすぐに退会させたくなるでしょう。
しかし、本人へ何も言わずにアカウントを削除すると、返金相談に必要な記録が消えたり、本人が別のサービスへ移ったりすることがあります。
家族からの声のかけ方
「占いを信じたことを責めたいのではないよ。今後の請求と生活費が心配だから、まず利用履歴を一緒に保存したい」
「すぐ全部やめろと言う前に、いくら使い、何を言われて続けたのか聞かせてほしい」
「返金されると約束はできないけれど、188へ一緒に相談できる」
本人が「やめたら家族に不幸が起きる」と強く恐れている場合、その言葉を笑わず、誰から、いつ、どのように言われたのかを聞きます。
眠れないほど怖い、生活より鑑定を優先する状態なら心の負担も扱います
料金を止めても、強い不安、孤独、不眠が続くことがあります。
- 占いをしないと何か起きる気がして眠れない
- 仕事中も鑑定結果を考え続けてしまう
- 食事や薬よりポイント購入を優先してしまう
- 何度退会しても別の占いへ登録する
- 家族に知られるのが怖く、外へ出られない
- 自分を強く責め、何も手につかない
このような場合は、料金や契約の相談と並行して、地域の保健相談、心理相談、医療機関などへ現在の不安や睡眠の状態を伝える方法があります。
占いを利用したことを診断してもらうのではなく、「不安が強く、生活に支障が出ている」と具体的に話します。
今の状態ごとに、今日の行動を一つへ絞ります
| 現在の状態 | 今日すること |
|---|---|
| 使いすぎたが総額が分からない | 決済方法ごとに直近3か月の利用額を出す |
| まだ鑑定を続けている | 追加購入を止め、メッセージを保存する |
| 退会を引き止められている | 記録を残した後、退会の意思を短く伝える |
| 返金してほしい | 時系列と証拠を用意し、188へ連絡する |
| カード請求を払えない | 支払日前にカード会社へ連絡し、家計表を作る |
| 借入れで支払っている | 新しい借入れを止め、多重債務の相談窓口へつなぐ |
| 家賃や食費も足りない | 自治体の自立相談支援機関へ生活全体を伝える |
| 家族へ言えない | 金額・止めた行動・助けてほしいことを三行にする |
今日するのは、反省文を書くことではなく三つの記録を残すことです
占い料金を使いすぎたと気づくと、「なぜこんなことをしたのだろう」と何度も考えてしまいます。
原因を振り返ることは必要ですが、今日の最優先ではありません。
まず、次の三つを書いてください。
| 今日書くこと | 内容 |
|---|---|
| 支払済みの合計 | カード、電子マネー、振込などを合計する |
| これから請求される合計 | 未確定明細、分割残高、継続課金を含める |
| 今月の生活に足りない額 | 家賃、食費、光熱費、医療費を残して計算する |
そして、占い師とのメッセージと購入履歴を保存します。
返金を求めたい、退会を妨げられている、不安をあおられたという場合は、消費者ホットライン188へ次のように伝えてください。
「占いサイトで高額なポイントを購入しました。やめようとすると不幸になると言われ、利用を続けてしまいました。支払額は○円で、メッセージと決済履歴を保存しています」
占いに救われたと感じた時間まで、すべて否定する必要はありません。
苦しい夜に話を聞いてもらえたことと、生活費を失うまで支払いを続けることは別です。
これまで使ったお金を取り返したい気持ちから、もう一度だけ鑑定を受けても、使った金額は戻りません。
ここから必要なのは、運命を変えるための追加料金ではなく、今の請求を止め、暮らしを戻すための具体的な行動です。
今日は、新しいポイントを買わない。記録を消さない。金額を一つ書く。
この三つができれば、見えない不安に追いかけられる状態から、支払いと生活を自分の手へ戻す一歩になります。
出典・確認先メモ
- 国民生活センター「占いサイト」:退会時の引き止め、有料ポイントの返金相談、やり取りを証拠として保存する際の確認先。
- 国民生活センター「占いサイトで鑑定士とのやりとりをやめられず高額なお金を支払った」:無料鑑定から有料ポイントへ誘導される事例や退会妨害を確かめる際の資料。
- 消費者庁「通信販売」「消費者契約法」:通信販売のクーリングオフ、不当な勧誘による契約取消しなどを確かめる際の資料。
- 消費者庁「霊感等による知見を用いた告知に関する消費者契約法改正」:不安をあおる勧誘と契約取消しについて確かめる際の資料。
- 消費者庁「消費者ホットライン」:最寄りの消費生活センターへつながる188の確認先。
- 金融庁「多重債務についての相談窓口」:借入れやカード返済が重なった場合の相談先を調べる際の資料。
- 厚生労働省「生活困窮者自立支援制度」:家賃、公共料金、生活費、債務などを含む家計改善支援の確認先。
















