ネットの被害は、まず「消さない・払わない・急がない」が合言葉です
突然「ウイルスに感染しました」と画面に出る。銀行を名乗るメールからログインしてしまった。フリマや通販で代金を払ったのに商品が届かない。SNSのアカウントが乗っ取られ、知らない投稿が出ている。
ネットの被害は、目の前の画面が派手なほど人を焦らせます。焦ると、電話する、振り込む、遠隔操作を許す、履歴を消す、という危険な方向へ進みがちです。まずは画面を閉じて解決しようとせず、証拠を残すことが大切です。
相談前に残しておきたい証拠
| 残すもの | 具体例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 画面 | 警告表示、請求画面、ログイン画面 | スクリーンショットやスマホ撮影で残します。 |
| URL | 偽サイト、詐欺サイト、相手のプロフィール | コピーできなければ写真でも構いません。 |
| やり取り | メール、SMS、DM、チャット | 削除せず日時が分かる形で保存します。 |
| お金の記録 | 振込先、送金履歴、カード利用明細 | 金融機関への連絡にも使います。 |
| 端末情報 | スマホ、PC、OS、使ったアプリ | 不正アクセスの説明に役立ちます。 |
被害の種類で、連絡する順番が変わります
| 状況 | 最初にすること | 相談先 |
|---|---|---|
| 銀行口座やカード情報を入力した | 金融機関・カード会社へ連絡 | 警察のサイバー相談、金融機関 |
| 商品が届かない通販被害 | 注文画面と相手情報を保存 | 188、警察のサイバー相談 |
| アカウント乗っ取り | パスワード変更・二段階認証確認 | サービス運営、警察相談 |
| 脅迫、個人情報拡散の恐れ | 相手に反応しすぎず証拠保存 | 緊急なら110番、警察相談 |
| サポート詐欺 | 電話しない・遠隔操作を止める | 警察相談、IPA、188 |
家族が被害にあったときは、責めるより先に止血です
親御さんがフィッシングに引っかかったとき、「なんで押したの」と言いたくなる気持ちは分かります。でも、最初に必要なのは説教ではなく被害拡大を止めることです。カード会社への連絡、口座停止、パスワード変更、証拠保存。この順番が先です。反省会は後で大丈夫。まずは火消しです。
出典・確認先メモ
- 警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」:サイバー事案の相談・通報・情報提供、緊急時は110番、消費生活相談は188等の確認先。https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/soudan.html
相談できること
フィッシング、不正アクセス、アカウント乗っ取り、偽サイト、詐欺サイト、ランサムウェア、サポート詐欺、インターネット上の脅迫や誹謗中傷など、サイバー事案に関する相談・通報・情報提供です。
相談できない・不向きなこと
一般的なパソコン設定、セキュリティ製品の使い方、返金交渉のみ、通販契約の解約だけを目的とする相談には不向きな場合があります。消費者契約は188、金融被害は金融機関や金融庁、緊急時は110番も併用します。
電話する前に手元に置きたいもの
被害画面のスクリーンショット、URL、メールやSMS本文、相手のアカウント名、振込先、送金履歴、注文番号、日時、やり取りの履歴、端末名、被害額、すでに行った対応を消さずに残します。
本人ではなく家族が相談するときの注意点
親御さんやご家族がフィッシング、サポート詐欺、偽通販サイトに遭った可能性がある場合は、本人を責めず、画面を閉じる前に写真を撮り、カード会社・銀行・警察・188のどこに連絡するかを分けて進めます。
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出典・確認先メモ
- 運営元区分:国
- 公式確認日:2026-07-04
- 最終確認日:2026-07-04
- 電話番号・受付時間・対応内容は変更される場合があります。利用前に各公式窓口の最新情報をご確認ください。













