「虐待かどうか分からない」段階で、189に相談してかまいません
隣の家から、子どもの泣き声が長く聞こえる。怒鳴り声と物音が続く。子どもが外で一人で長時間過ごしている。親族の子どもが、いつもおびえた様子をしている。
でも、確かな証拠はない。家庭のことに口を出していいのか分からない。間違いだったら迷惑かもしれない。
189は、児童虐待かもしれないと思ったときに、近くの児童相談所へつながる全国共通番号です。こども家庭庁は、匿名で通告・相談でき、相談した人や内容に関する秘密は守られると案内しています。
189に相談した方がよいサイン
| 気になること | 例 | 伝えるポイント |
|---|---|---|
| 身体的な危険 | 殴る音、悲鳴、けが、不自然なあざ | 見た日時、場所、けがの様子 |
| ネグレクト | 食事がない、服が汚れている、夜に一人でいる | どのくらい続いているか |
| 心理的な虐待 | 怒鳴り続ける、脅す、子どもを否定する | 聞こえた言葉、頻度 |
| 性的な不安 | 子どもの様子が急に変わった、性的な発言や接触の疑い | 無理に聞き出さず、気づいた変化を伝える |
| 保護者の限界 | 親が「もう無理」と言っている | 親自身の孤立や支援の必要性も伝える |
電話で伝える内容は、分かる範囲で大丈夫です
189では、完璧な情報がなくても相談できます。子どもの名前や正確な住所が分からなくても、場所の目印、建物、時間帯、見聞きした内容を伝えます。
| 聞かれやすいこと | 分かる範囲の伝え方 |
|---|---|
| 子どもの場所 | 住所、建物名、近くの店、学校、部屋番号の一部 |
| 子どもの年齢 | 「小学校低学年くらい」「幼児に見える」でもよい |
| 何が起きているか | 泣き声、怒鳴り声、けが、放置など |
| いつからか | 今日、数日前から、毎晩など |
| 通告者の情報 | 匿名でも相談可能。必要に応じて連絡先を確認される場合があります。 |
親御さん自身が限界のときも、189は入口になります
虐待対応ダイヤルという名前を見ると、「親を責めるための番号」に見えるかもしれません。でも、子育て中の親御さんが限界を感じているときも、早めに助けにつながることが子どもを守ります。
「怒鳴ってしまう」「手が出そうで怖い」「子どもを置いて出ていきたくなる」。この段階で相談してください。これは弱さではなく、危険信号を見つけたということです。
出典・確認先メモ
- こども家庭庁「児童相談所虐待対応ダイヤル189について」:https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/gyakutai-taiou-dial/
- 公式確認日:2026-07-04
- 電話の転送方法や受付の詳細は変更される場合があります。最新情報は公式ページでご確認ください。
相談できること
児童虐待かもしれない状況、子どもの泣き声、暴力、ネグレクト、保護者の養育不安、近所や親族として気になるケースなどを通告・相談できます。
相談できない・不向きなこと
緊急出動そのものは警察や消防の役割です。命の危険やけががある場合は110番・119番を優先し、189にもつなげます。いたずらや根拠のない嫌がらせ通報は避けてください。
電話する前に手元に置きたいもの
子どもの年齢、住所や場所、見聞きした内容、いつから続いているか、けがや泣き声の有無、保護者の様子、通告者が知っている範囲の情報を用意します。証拠がなくても相談できます。
本人ではなく家族が相談するときの注意点
親族、近所の方、学校関係者、知人が相談する場合でも、虐待かもしれないと思った段階で相談できます。断定できなくても、子どもの安全を優先して情報を伝えてください。
近い悩みで使う別の相談先
出典・確認先メモ
- 運営元区分:国
- 公式確認日:2026-07-04
- 最終確認日:2026-07-04
- 電話番号・受付時間・対応内容は変更される場合があります。利用前に各公式窓口の最新情報をご確認ください。













