「もしかして詐欺?」と思った瞬間は、家族の心もかなり揺れます
親御さんの家に見慣れない健康食品の箱が積まれている。
通帳から大きな出金がある。スマホに知らない相手とのメッセージが残っている。電話で「市役所の人が還付金と言っていた」「警察から口座の確認が必要と言われた」「投資で増えると言われた」と話す。
その瞬間、家族の頭にはいろいろな気持ちが一気に出てきます。
「なんで信じたの」
「もう払ってしまったの?」
「今すぐ止められる?」
「本人はだまされたと思っていないかもしれない」
「怒ったら、次から隠されるかもしれない」
詐欺かもしれない場面では、家族も焦ります。
ただ、ここで最初にすることは、犯人を論破することでも、親御さんを問い詰めることでもありません。
追加の被害を止めることです。
相手にこれ以上お金を渡さない。キャッシュカードや暗証番号を渡さない。新しい契約をしない。電話やLINEで言われた通りに動かない。すでに振り込んだ場合は、できるだけ早く金融機関や警察へつなぐ。
そのためには、本人が話してくれる空気を残す必要があります。
親御さんを責めたくなる気持ちは自然です。けれど、「なんでそんなことしたの」と言われた瞬間、本人は恥ずかしさや悔しさで黙ってしまうことがあります。
今は反省会より、止血です。
家計簿の赤字を直す前に、まず水道の元栓を締めるようなものです。
まず止めるのは「お金」「カード」「連絡」「契約」です
詐欺かもしれないと気づいたとき、細かい手口を調べる前に、止めるものを決めます。
相手は、家族が気づく前に次の支払いへ進ませようとすることがあります。
「今日中に振り込んで」
「誰にも言わないで」
「今なら返金できる」
「追加で払えば取り戻せる」
「カードを預かる必要がある」
こうした言葉が出ているなら、かなり急いで止めたい場面です。
| まず止めること | 具体的にすること | 急ぐ理由 |
|---|---|---|
| 追加送金 | 振込、ATM操作、現金手渡し、電子マネー購入を止める | 一度払うと、さらに要求されることがあるため |
| キャッシュカード・暗証番号 | カードを渡さない、暗証番号を言わない、通帳や印鑑も出さない | 口座から引き出される危険があるため |
| 相手との連絡 | 電話・LINE・SMS・メールの指示に従わない | 説得され直して追加被害につながるため |
| 追加契約 | 工事、定期購入、投資、サポート契約を保留する | 被害額が広がる可能性があるため |
| 個人情報の提供 | 保険証、免許証、マイナンバー、口座情報の画像を送らない | 別の悪用につながる可能性があるため |
| 遠隔操作 | スマホやパソコンの遠隔操作アプリを入れない、画面共有しない | 口座やカード情報を見られる危険があるため |
警察庁の特殊詐欺対策ページでは、警察官や銀行員などが暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを要求したりすることはないと案内されています。また、電話でお金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑うよう注意喚起されています。
本人が「でも相手は親切だった」「警察と言っていた」「市役所と言っていた」と言う場合もあります。
そのときは、相手の肩書きを否定するより、こう伝えた方が進みやすいです。
「本物かどうかを、こちらから公式の番号にかけて確かめよう」
相手が教えた番号ではなく、役所、警察、銀行、カード会社などの公式窓口に、家族側からかけ直します。
支払い方法で、急ぐ連絡先が変わります
詐欺かもしれないときは、「いくら払ったか」だけでなく、「どう払ったか」が重要です。
現金を手渡したのか、銀行振込なのか、キャッシュカードを渡したのか、クレジットカードなのか、電子マネーなのか。
支払い方法によって、最初に連絡する先が変わります。
| 支払い・渡したもの | まず見ること | 急いで連絡したい先 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 振込日、振込先銀行、支店、口座番号、名義、金額 | 振込先金融機関、振込元金融機関、警察 |
| 現金手渡し | 渡した日時、場所、相手の特徴、受け取り役の情報 | 警察。緊急性がある場合は110番 |
| キャッシュカード | 渡したカード、暗証番号を言ったか、口座残高 | 金融機関、警察 |
| クレジットカード | カード番号を伝えたか、身に覚えのない決済があるか | カード会社、必要に応じて警察・188 |
| 電子マネー・プリペイドカード | カード番号を相手に伝えたか、購入レシートがあるか | 発行会社、警察、188 |
| 代引き・宅配便 | 商品名、送り主、送り状、支払い額 | 販売会社、配送会社、188 |
| 訪問販売・工事契約 | 契約書、見積書、名刺、支払日、工事予定 | 188、消費生活センター、必要に応じて警察 |
| ネット通販・定期購入 | 注文メール、URL、マイページ、解約条件、カード明細 | 販売会社、カード会社、188 |
金融庁は、振り込め詐欺等の被害にあった場合、警察と振込先の金融機関へ連絡するよう案内しています。振込先口座に残っているお金が、振り込め詐欺救済法に基づき支払われる可能性がある一方、全額戻るとは限らず、手続きにも時間がかかるとされています。
つまり、振り込んでしまった場合は「あとで考える」ではなく、早く連絡することが大事です。
犯人が口座からお金を引き出す前に動けるかどうかで、できることが変わる可能性があります。
本人を責めると、次の被害が見えなくなることがあります
高齢の親御さんが詐欺にあったかもしれないと分かったとき、家族はどうしても言いたくなります。
「なんで相談しなかったの」
「そんな話、普通おかしいでしょ」
「前にも注意したよね」
その気持ちは分かります。
でも、本人の側にも、恥ずかしさ、悔しさ、認めたくない気持ち、家族に怒られたくない気持ちがあります。
詐欺被害は、だまされた本人が一番ショックを受けていることもあります。
| 言いたくなる言葉 | 起きやすいこと | 聞き出しやすい言い方 |
|---|---|---|
| なんで信じたの | 本人が黙る、書類を隠す | そのとき、どんな説明をされたのか一緒に思い出そう |
| だまされたんだよ | 本人が否定したくなる | 本物かどうか、公式の窓口で確かめよう |
| もう電話に出ないで | 反発されやすい | お金の話が出たら、一度切って私に教えて |
| 勝手に契約しないで | 次から隠すことがある | 契約書だけ先に見せてくれたら、一緒に止められるか調べるよ |
| また同じことをして | 本人が責められた記憶だけ残る | 次に同じ電話が来たときの合図を決めよう |
国民生活センターは、高齢者の消費者被害について、「お金」「健康」「孤独」の不安を悪質業者があおり、親切にして信用させる手口があると注意喚起しています。
親御さんが弱いからではありません。
不安につけこむ側が、言葉を選んで近づいてきます。
家族が責めるより、「次に隠さず話せる空気」を残す方が、結果的に被害を止めやすくなります。
証拠は「消す前・捨てる前」に集めます
詐欺かもしれないと感じると、気持ち悪くてメールやLINEを消したくなることがあります。
商品や封筒も捨てたくなります。
でも、相談する前に消したり捨てたりすると、説明が難しくなることがあります。
証拠は、きれいに整理できなくても大丈夫です。残っているだけで役に立ちます。
| 残すもの | 具体例 |
|---|---|
| お金の記録 | 振込明細、通帳、ATM控え、レシート、カード明細、後払い請求書 |
| 相手情報 | 電話番号、着信履歴、LINE名、メールアドレス、SNSアカウント、URL |
| やりとり | SMS、LINE、メール、チャット、留守番電話、録音、メモ |
| 契約書類 | 契約書、申込書、見積書、名刺、パンフレット、保証書 |
| 届いたもの | 商品、箱、封筒、送り状、納品書、請求書 |
| 訪問の記録 | 訪問日、人数、服装、車、会社名、言われた内容 |
| 本人の記憶 | いつ、どこで、誰に、何と言われ、何をしたか |
スマホ画面はスクリーンショットします。
通話履歴もスクリーンショットします。
LINEやメールは、相手をブロックする前に保存します。
商品の箱や封筒も、相談が終わるまで残します。
家族の誰か一人が写真を撮り、家族LINEなどで共有しておくと、兄弟姉妹で状況を把握しやすくなります。
ただし、個人情報や口座番号が写る場合は、送る相手を絞ってください。
詐欺の種類ごとに、見る場所が違います
「詐欺」と一言でいっても、手口はいろいろあります。
電話、訪問販売、ネット通販、投資、ロマンス詐欺、偽警察、還付金、キャッシュカード、サポート詐欺。
手口ごとに、見るべき場所と相談先が変わります。
| よくある手口 | 家族が見ること | 相談先の目安 |
|---|---|---|
| オレオレ詐欺 | 誰を名乗ったか、現金を要求されたか、受け取り役が来る予定か | 警察。今まさに来るなら110番 |
| 還付金詐欺 | 市役所・年金・保険を名乗ったか、ATMへ行くよう言われたか | 警察、金融機関 |
| キャッシュカード詐欺 | カードを渡したか、暗証番号を言ったか、口座残高 | 金融機関、警察 |
| 架空料金請求 | SMS、未納料金、裁判、電子マネー購入の指示 | 188、警察相談、必要に応じてカード発行会社 |
| 訪問販売・点検商法 | 契約書、見積書、工事予定、支払額、クーリングオフ期限 | 188、消費生活センター |
| ネット通販・定期購入 | 注文メール、最終確認画面、解約条件、カード明細 | 188、カード会社 |
| SNS型投資・ロマンス詐欺 | SNSアカウント、送金先、投資アプリ、暗号資産取引 | 警察、金融機関、188 |
| サポート詐欺 | 警告画面、電話番号、遠隔操作アプリ、カード情報 | 警察相談、188、カード会社、必要に応じて端末の専門相談 |
政府広報オンラインでは、特殊詐欺にはオレオレ詐欺、還付金詐欺、キャッシュカードを狙った詐欺、架空料金請求詐欺など様々な手口があり、電話でお金やキャッシュカードの話が出たら詐欺を疑うよう説明されています。
どの手口か分からなくても、相談して構いません。
「親がこういうことを言われて、こういう支払いをしたかもしれない」と伝えれば、窓口側が必要なことを聞いてくれます。
緊急なら110番、迷うなら#9110、契約や商品なら188です
相談先が多いと、どこに電話すればよいか迷います。
まずは、緊急性で分けます。
| 状況 | 優先する連絡先 | 例 |
|---|---|---|
| 今まさに相手が来る・来ている | 110番 | 現金やカードを取りに来る、家に業者が居座っている |
| すでに振り込んだ | 金融機関、警察 | 振込先口座がある、ATMで送金した |
| キャッシュカードを渡した | 金融機関、警察 | 暗証番号も伝えた、口座が心配 |
| 警察に相談したいが緊急ではない | #9110 | 詐欺か分からないが不審な電話があった |
| 契約・商品・訪問販売・通販 | 188、消費生活センター | 解約、返金、クーリングオフ、定期購入 |
| カード決済がある | カード会社、188 | 身に覚えのない請求、定期購入、詐欺サイト |
| 家族だけで本人説得が難しい | 地域包括支援センター、188、警察相談 | 本人がだまされたと認めない、繰り返す |
政府広報オンラインでは、犯罪や事故に当たるか分からないが警察に相談したい場合、警察相談専用電話「#9110」を利用できると案内しています。全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。
消費者庁は、消費者トラブルで困ったときは一人で悩まず、消費者ホットライン188へ相談するよう案内しています。188は、身近な消費生活センターや消費生活相談窓口につながる番号です。
緊急性があるか迷うときは、「今、相手が動いているか」で考えます。
今まさにATMへ行こうとしている。現金を取りに来る。カードを渡す。相手が家の前にいる。こうした場面は、急いで警察へつなぐ場面です。
遠方の家族は、電話だけで止めようとしすぎない方がよいです
離れて暮らす親御さんが詐欺にあったかもしれないとき、子ども世代は電話で何とか止めようとします。
でも、親御さんの手元には、契約書、通帳、スマホ、商品、相手からのメモがあります。
電話だけでは、状況が見えません。
遠方の家族は、近くで動ける人や窓口につなぐことも考えます。
| 遠方の家族ができること | 具体例 |
|---|---|
| 本人を責めずに話を聞く | 「怒らないから、今届いているものを一緒に見せて」 |
| 写真を送ってもらう | 契約書、請求書、商品、封筒、振込明細を撮ってもらう |
| 近くの親族や信頼できる人に頼む | 書類の確認、警察や消費生活センターへの同行 |
| 金融機関の連絡先を調べる | 振込先銀行、親の口座銀行、カード会社 |
| 188や#9110へ家族として相談する | 本人が混乱している場合、まず家族が状況を聞く |
| 家族LINEで事実を共有する | 誰が何を確認したか、二重対応を避ける |
| 次回からのルールを作る | お金の話は一度切る、契約前に家族へ写真を送る |
遠方の家族が一番つらいのは、「今すぐ行けないこと」です。
その焦りで親御さんを強く責めてしまうと、かえって情報が出てこなくなることがあります。
電話では、まず本人の味方であることを伝えます。
「怒るためじゃなくて、止めるために聞いている」
この一言があるだけで、親御さんは話しやすくなることがあります。
被害を防ぐルールは、親を監視するより「一度止まる仕組み」にします
一度詐欺の心配があると、家族は全部管理したくなります。
電話に出ないで。通帳を預かる。カードを使わないで。知らない人と話さないで。
気持ちは分かります。
ただ、いきなり全部を取り上げると、親御さんは自分の生活を奪われたように感じることがあります。
予防は、監視より「一度止まる仕組み」にした方が続きやすいです。
| 危ない場面 | 家族ルールの例 | 狙い |
|---|---|---|
| 電話でお金の話が出た | その場で返事せず、一度切って家族へ電話する | 犯人のペースから外れる |
| キャッシュカードの話が出た | カードも暗証番号も絶対に渡さない | 口座被害を防ぐ |
| 還付金と言われた | ATMへ行かず、役所の代表番号へかけ直す | 偽の電話番号に誘導されない |
| 訪問販売が来た | 玄関先で契約せず、書類を預かって家族に見せる | その場契約を避ける |
| ネットで安い商品を見つけた | 注文前に定期購入かどうかを一緒に見る | 継続請求を防ぐ |
| 投資や副業の話が来た | 利益保証、元本保証、紹介制ならすぐ送金しない | 高額被害を防ぐ |
| 家族を名乗る電話が来た | 合言葉を決め、元の番号にかけ直す | なりすましを防ぐ |
政府広報オンラインでは、離れて暮らす家族とこまめに連絡を取り、詐欺の手口や対策を話題にすること、家族にしか分からない合言葉を決めることなどを案内しています。
親御さんに「疑いなさい」と言い続けるより、行動のルールを一つ決める方が現実的です。
たとえば、「お金の話は一度切る」。
これだけでも、大きな防波堤になります。
固定電話・スマホ・銀行口座は、できる範囲で守りを増やします
詐欺被害の入り口は、電話、SMS、メール、SNS、訪問などです。
家族が毎回そばにいることはできません。
だから、親御さん本人だけの注意力に頼りすぎず、道具や手続きで守りを増やします。
| 場所 | できる対策 | 注意点 |
|---|---|---|
| 固定電話 | 留守番電話設定、防犯機能付き電話、迷惑電話対策 | 本人が使える簡単な操作にする |
| 国際電話 | 普段使わないなら国際電話利用休止を検討する | 必要な連絡がないか家族で確認する |
| スマホ | 迷惑電話対策、SMSの不審リンクを開かないルール | 設定変更後に本人が困らないよう説明する |
| 銀行口座 | 振込限度額の見直し、ATM利用限度額の相談 | 生活費の引き出しに困らない範囲で行う |
| キャッシュカード | 暗証番号を書いた紙と一緒に保管しない | 本人が忘れたときの対応も考える |
| クレジットカード | 利用通知、明細確認、不要なカードの見直し | 勝手に解約せず、本人の意思や契約を確認する |
| 訪問販売 | 「その場で契約しない」紙を玄関近くに置く | 命令口調ではなく、本人が見て落ち着ける文にする |
政府広報オンラインでは、特殊詐欺の電話を取らないために、防犯機能付き電話機の活用や、普段国際電話を利用しない場合の国際電話利用休止なども紹介されています。
ただし、対策を入れるときは、本人の生活に支障が出ないようにします。
使いにくすぎる設定は、本人が解除してしまうことがあります。
大事なのは、完璧な防御ではなく、危ない連絡が本人に届きにくくなることです。
本人が「詐欺ではない」と言い張るときは、直接否定より第三者を挟みます
家族が一番困るのは、本人が詐欺だと認めないときです。
「あの人は親切だった」
「必ず返してくれると言っている」
「警察の人だから大丈夫」
「家族は分かってくれない」
この状態で家族が強く否定すると、本人は相手側に気持ちを寄せてしまうことがあります。
そのときは、家族だけで説得しようとしすぎない方がよいです。
| 本人の反応 | 避けたい対応 | 現実的な対応 |
|---|---|---|
| 相手を信じている | 「完全に詐欺だ」と言い切って責める | 「本物か公式窓口で確かめよう」と第三者へつなぐ |
| お金を取り戻したい一心 | 追加送金を怒鳴って止める | 「追加で払う前に警察と銀行に聞こう」と順番を作る |
| 恥ずかしくて話さない | 家族全員で囲んで問い詰める | 一人の家族が静かに聞き、書類を見せてもらう |
| 契約を正当化する | 「そんなもの不要」と否定する | 契約書、金額、解約条件を一緒に見る |
| 何度も被害にあう | 本人の注意不足だけにする | 電話対策、金融機関、地域包括支援センター、見守りへつなぐ |
消費生活センター、警察相談、金融機関、地域包括支援センターなど、家族以外の声を挟むと、本人が受け止めやすいことがあります。
家族だけで説得しようとすると、親子関係の歴史まで出てきて、話がこじれます。
「第三者に一緒に聞く」は、逃げではありません。
家族を守るための現実的な手段です。
今日やることは、全額取り戻す約束ではありません
詐欺かもしれないと分かったとき、家族は「お金を取り戻せるのか」が一番気になります。
取り戻せる場合もあれば、難しい場合もあります。
振込先口座にお金が残っているか、支払い方法は何か、契約なのか犯罪なのか、カード決済なのか、相手が誰なのか。状況で変わります。
だから、今日の目標は「必ず取り戻す」ではありません。
被害を広げないこと。証拠を残すこと。早く相談先につなぐことです。
- 親御さんを責めず、「これ以上払わないこと」を一緒に決める
- 相手からの電話・LINE・SMS・メールを保存する
- 振込明細、通帳、カード明細、契約書、商品を残す
- 銀行振込なら金融機関と警察へ連絡する
- 契約・訪問販売・通販なら188へ相談する
- 今まさに相手が来る、ATMへ行かされているなら110番を考える
- 家族内で状況を共有し、誰が何を連絡したか記録する
- 次からの合言葉や「お金の話は一度切る」ルールを作る
詐欺被害は、本人だけでなく家族の心も削ります。
怒り、悔しさ、情けなさ、焦りが出ます。
でも、その感情を全部本人に向けてしまうと、次の情報が出てこなくなります。
親御さんを守るためには、まず味方の位置に立つことです。
「一緒に止めよう」
この言葉から始めてください。
そして今日、紙に3つだけ書いてください。
支払ったか。相手は誰か。証拠は何が残っているか。
この3つが分かれば、次に電話する先が見えてきます。
出典・確認先メモ
- 警察庁・SOS47特殊詐欺対策ページ:特殊詐欺の手口、電話・キャッシュカード・還付金詐欺などの注意点、相談先の確認に使用。
- 政府広報オンライン「電話でお金の話は詐欺!親子のコミュニケーションで注意喚起を!」:家族の声かけ、合言葉、防犯機能付き電話、国際電話利用休止、#9110、188などの確認に使用。
- 政府広報オンライン「警察相談専用電話 #9110」:緊急ではないが警察に相談したい場合の窓口確認に使用。
- 消費者庁「消費者ホットライン188」:消費生活センターや消費生活相談窓口へつながる番号の確認に使用。
- 金融庁「振り込め詐欺等の被害にあわれた方へ」:振込被害時の警察・金融機関への連絡、振り込め詐欺救済法、被害回復分配金の確認に使用。
- 国民生活センター「高齢者の消費者被害」:高齢者が狙われやすい不安、電話勧誘・訪問販売などの被害傾向の確認に使用。
- 詐欺被害、返金、口座凍結、カード停止、契約解除、クーリングオフ、消費者被害、警察への届け出、本人の財産管理は、事案ごとに扱いが変わります。実際の対応は、警察、金融機関、カード会社、消費生活センター、188、法律相談、地域包括支援センターなどで最新情報をご確認ください。


















