「この家を離れたくない」と言われると、何も言えなくなります
父親は、妻を亡くしてからも一人で実家に暮らしています。
買い物へ行き、簡単な料理をし、近所の人と立ち話をする。子どもが訪ねると、「まだ自分のことは自分でできる」と笑います。
けれど、帰り際に台所を見ると、賞味期限を過ぎた総菜が残っています。
薬の袋には飲み忘れがあり、廊下にはつまずきそうな新聞の束があります。先月は夜中に転び、朝まで一人で起き上がれなかったことも後から分かりました。
家族が「一人では危ないよ」と言うと、父親は強く反発します。
「施設には行かない」
「ここは自分の家だ」
「余計なことをするな」
家族も、無理やり家から連れ出したいわけではありません。
ただ、電話へ出ないだけで倒れている姿を想像し、仕事中も落ち着かなくなります。
「本人の希望を優先して、事故が起きたら後悔する」
「施設を勧めれば、親の人生を奪うことになる」
この二つの間で迷ったときは、一人暮らしを続けるか、すぐ施設へ入るかの二択にしない方が考えやすくなります。
今の家で続けるために、何を本人だけに任せず、どこへ人や仕組みを足すかを考えます。
親が守りたいのは、家そのものだけではないことがあります
「住み続けたい」という言葉の裏には、さまざまな思いがあります。
| 親の言葉 | 守りたいものかもしれないこと | 家族が聞ける質問 |
|---|---|---|
| この家から出たくない | 近所との関係、仏壇、庭、思い出 | この家で続けたいことは何? |
| まだ一人でできる | 自分で決める生活、自信、役割 | 手伝われると一番嫌なのは何? |
| 施設は嫌だ | 自由がなくなる、知らない人との生活が怖い | 施設のどんなところが心配? |
| 子どもに迷惑をかけたくない | 家族へ負担を背負わせたくない | 家族以外の手を借りる方法ならどう思う? |
| 何かあれば連絡する | 自分で対処できると思っている | 電話できない状態になったときは、誰が気づく? |
親の希望を尊重することは、何も手を加えず本人へ任せ続けることではありません。
自分で決める生活を残しながら、本人だけでは対処できなくなった場面へ支援を加えることも、希望を守る方法です。
一人で暮らせるかは、年齢ではなく八つの生活場面で見ます
| 生活場面 | 見ておきたいこと | 支えを増やしたい変化 |
|---|---|---|
| 食事・水分 | 買い物、調理、食べた量、水分 | 食事を抜く、食品が腐る、体重が減る |
| 服薬・通院 | 薬の種類、飲む時刻、予約管理 | 飲み忘れ・重複、受診忘れが続く |
| 移動・排泄 | 立ち上がり、階段、夜間のトイレ | 転倒、自力で起き上がれない、失禁が増える |
| 火・電気 | コンロ、暖房、たばこ、警報器 | 鍋を焦がす、火を消したことを覚えていない |
| 清潔・住環境 | 入浴、着替え、掃除、ごみ出し | 異臭、害虫、通路へ物が積み上がる |
| お金・契約 | 支払い、現金管理、訪問販売への対応 | 督促、同じ購入、知らない契約が増える |
| 記憶・判断 | 日時、予定、道順、電話の使い方 | 近所で迷う、約束自体を忘れる |
| 緊急時 | 電話、119番、家族への連絡 | 倒れても助けを呼べない、連絡手段を使えない |
すべてを一人で完璧にできなければ暮らせない、ということではありません。
買い物は難しくても配食を利用できる。掃除はできなくても訪問支援を頼める。夜の排泄だけ手助けが必要なこともあります。
できなくなった項目の数ではなく、支援を加えた後に安全と生活の質を保てるかを見ます。
急に様子が変わった日は、住まいの話より体調を優先します
昨日まで一人で動けていた人が、急に立てない、会話がかみ合わない、いつもの場所が分からないという場合は、年齢や認知症だけで片づけません。
- 急にふらつき、立っていられない
- ろれつが回らない
- 顔の片側がゆがむ
- 片方の腕や足に力が入らない
- 突然の激しい頭痛や胸の痛みがある
- 急な息切れや呼吸困難がある
- 呼びかけへの反応がおかしい
こうした症状は、すぐに119番を考える症状として厚生労働省が案内しています。まず医療へつなぎ、その後に一人暮らしの体制を見直してください。
暑い時期に、自力で水を飲めない、意識がはっきりしない場合も救急車を呼びます。心臓や腎臓の病気で水分量を指示されている人は、自己判断で大量に飲ませず、医療者の指示を優先します。
一週間だけ、家族の心配ではなく起きた事実を書きます
「危なっかしい」「もう無理だと思う」と伝えても、親には家を出させるための理由に聞こえることがあります。
一週間ほど、実際に起きたことを場面ごとに残します。
| 記録すること | 書き方の例 |
|---|---|
| 食事 | 夕食を食べず、菓子パンだけだった |
| 服薬 | 火曜の朝薬が残り、水曜分を二回飲もうとした |
| 転倒 | 寝室で転び、30分ほど起き上がれなかった |
| 火の元 | やかんを空だきし、本人は気づかなかった |
| 金銭 | 同じ商品を一週間に三回注文した |
| 連絡 | 電話が鳴っても操作が分からず出られなかった |
| 本人の言葉 | 夜のトイレだけは怖いと話した |
記録は、親が一人暮らしに失格だと証明するためではありません。
どの時間に、どの動作で、何を足せば今の生活を続けやすくなるかを見つけるために使います。
「施設へ行って」ではなく、「この家で続ける条件」を一緒に決めます
| 避けたい言い方 | 伝え直す例 |
|---|---|
| もう一人では無理だよ | この家で続けるために、どこへ手伝いが必要か一緒に見たい |
| 何かあってからでは遅い | 夜中に転んだとき、誰かへ連絡できる方法を一つ作りたい |
| 施設の方が安全だよ | 家と別の住まいの両方を見て、嫌な点も比べてみない? |
| 私たちの言うことを聞いて | お父さんが続けたいことと、家族が心配なことを紙に分けよう |
家を出てほしいから話しているのではないよ。
この前、夜中に転んで朝まで誰にも言えなかったことが心配なんだ。
一人暮らしを続ける条件として、助けを呼べる方法だけ一緒に決めない?
親が対策をすべて拒む場合は、一度に五つ勧めず、本人が困ったと話した場面から始めます。
掃除を頼むのは嫌でも、弁当を受け取ることなら受け入れられるかもしれません。首から下げる通報機器は嫌でも、枕元にボタンを置く方法なら納得することがあります。
介護認定がなくても、地域包括支援センターへ話せます
地域包括支援センターは、市町村が設置する高齢者の総合相談窓口です。介護予防、医療や福祉、権利擁護、地域の支援体制などを含めて相談を受けています。介護認定を受けるべきか分からない段階でも、親の住所を担当するセンターへ現在の暮らしを伝えられます。
82歳の父が一人暮らしを続けたいと希望しています。
食事と買い物はできますが、服薬忘れと夜間の転倒があり、離れて暮らす家族が毎日は訪問できません。
自宅生活を続けるために使える見守り、介護申請、訪問支援を教えてください。
要介護認定を受けている場合はケアマネジャーへ、起きた事実と本人の希望を伝えます。ケアプランは、本人の心身の状態や生活環境を把握し、本人・家族・サービス事業者が話し合って作成します。
家に来てもらう支援は、掃除だけではありません
| 困っていること | 検討できる支援 |
|---|---|
| 買い物や調理が難しい | 訪問介護、配食、買い物支援 |
| 入浴や着替えが不安 | 訪問介護、訪問入浴、デイサービス |
| 血圧・傷・服薬など医療面が心配 | 主治医と相談したうえで訪問看護 |
| 日中ずっと一人になる | デイサービス、通いの場、配食時の見守り |
| 夜間の排泄や転倒が心配 | 夜間対応型訪問介護、定期巡回・随時対応型サービス |
| 家族が不在になる期間がある | ショートステイ |
| 状態が日によって変わる | 通い・訪問・宿泊を組み合わせる小規模多機能型居宅介護 |
訪問介護では、食事・排泄・入浴などの身体介護や、掃除・洗濯・買い物・調理など本人の日常生活に必要な支援を受けられます。利用できる内容や回数は、本人の状態とケアプランによって決まります。
デイサービスは、食事や入浴、機能訓練などを日帰りで受ける場で、本人の生活機能の維持に加え、孤立の軽減や家族の負担を抑える役割もあります。
夜間の心配が大きい地域では、夜間の定期訪問や通報時の対応を行う夜間対応型訪問介護、日中・夜間を通じて介護と看護が連携する定期巡回・随時対応型訪問介護看護を利用できる場合があります。対象や提供地域は限られるため、自治体やケアマネジャーへ確認します。
介護保険以外の見守りも、自宅生活を支える一部です
地域によっては、自治体、社会福祉協議会、民間事業者などが次のような生活支援を行っています。
- 配食時の安否確認
- 定期的な電話や訪問
- 緊急通報装置の貸与・助成
- ごみ出しや買い物の支援
- 地域の通いの場
- 新聞販売店や宅配事業者などによる見守り
介護サービス情報公表システムでは、自治体が登録している見守り・安否確認、配食、家事援助、通いの場などの生活関連情報も検索できます。緊急通報を含む安否確認や、配食と見守りを組み合わせたサービスも案内されています。
利用条件、費用、緊急時にどこまで対応するかは地域や事業者によって異なります。「見守りあり」という名称だけでなく、連絡が取れなかった場合に誰へ何分後に連絡するのかを聞いてください。
見守り機器は、通知を受けた後に動く人まで決めます
| 見守り方法 | 向いている場面 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 緊急通報ボタン | 本人が異変に気づき、自分で押せる | 身に着ける場所、通報先、駆け付ける人 |
| 人感・ドア・電気使用センサー | 生活反応が途切れたことを家族が知りたい | 何時間反応がなければ連絡するか |
| 見守りカメラ | 本人が利用に同意し、必要な場所を限定できる | 設置場所、見る人、見る時間、録画の扱い |
| 電話・メッセージ | 本人が操作でき、毎日の習慣にしやすい | 連絡がない場合の次の行動 |
| 配食・訪問 | 食事や家事支援と人の目を組み合わせたい | 不在時・応答なしの連絡先 |
機械は異変を知らせる助けになりますが、転倒を防いだり、必ず現地へ駆け付けたりするものではありません。
通知を受ける人が仕事中だった場合、近くの親族、協力者、事業者のどこへ連絡するかまで決めます。
転びやすい家は、本人を注意する前に通り道を変えます
一人暮らしを続けるうえで、家の中の移動は毎日繰り返されます。
- 寝室からトイレまでの新聞、電気コード、小さな家具をなくす
- 夜間に足元を照らす照明を付ける
- 玄関、廊下、トイレ、浴室の手すりを検討する
- 滑るマットやめくれた敷物を外す
- 高い棚へ日用品を置かない
- 浴槽へ入る動作が難しければ福祉用具を試す
- 使う部屋を一階や近い範囲へまとめる
介護保険では、本人が自宅で生活を続けるための福祉用具貸与や、手すりの設置、段差の解消、滑りにくい床材への変更、扉や便器の交換などが給付対象になる場合があります。工事前の申請や対象条件があるため、先に自治体やケアマネジャーへ相談してください。
家全体を大規模に直す前に、ベッドからトイレ、玄関、台所など、本人が毎日通る動線から見直します。
火の元は「気をつける約束」だけに任せません
| 気になること | 変えられる方法 |
|---|---|
| 鍋を焦がす | 火を使う調理を減らし、配食や電子レンジ調理を組み合わせる |
| ストーブの周りへ物を置く | 熱源へ触れにくい暖房方法を検討する |
| ろうそくや線香を消し忘れる | 火を使わない灯明などへ替える |
| 警報音が聞こえにくい | 連動型や光で知らせる補助警報装置を検討する |
| 火災警報器の設置年が不明 | 作動を点検し、設置からの年数を確認する |
消防庁は、住宅火災による死者のうち65歳以上が高い割合を占めるとして、こんろやストーブの使い方、住宅用火災警報器の点検、避難経路の確保などを勧めています。住宅用火災警報器には、別の部屋でも一斉に鳴る連動型や、光などで知らせる補助装置もあります。
焦げ付きや消し忘れが繰り返され、本人が火を使ったこと自体を覚えていない場合は、安全な食事方法が整うまで一人で火を使う調理を止めます。
薬は、本人の「飲んだつもり」だけで管理しないようにします
- 薬を朝・昼・夕で分ける
- 一包化できるか薬局へ尋ねる
- 服薬カレンダーや薬箱を使う
- 家族や支援者が残薬を定期的に見る
- 電話で「飲んだ?」と聞くより、飲む時刻に声をかける
- 重複して飲むおそれがある場合は、保管方法を医師・薬剤師と考える
薬を管理できないからと、家族の判断で服用を止めたり、まとめて飲ませたりしないでください。
飲み忘れや重複が続く場合は、処方内容を簡単にできないか、訪問看護や薬剤師の訪問を利用できないかを主治医やケアマネジャーへ伝えます。
お金の管理は、取り上げる前に被害が出やすい場面を絞ります
| 起きていること | 最初に変えられること |
|---|---|
| 公共料金を払い忘れる | 口座振替と家族への通知を検討する |
| 通販で同じ物を何度も買う | 注文履歴、受取方法、支払い上限を見直す |
| 訪問販売を断れない | 玄関へ注意表示を置き、知らない訪問者を家へ入れない約束をする |
| 現金の保管場所が分からなくなる | 日常用の少額と大きな資金を分ける |
| 通帳や印鑑を家族へ渡したくない | 本人が見える形で支払い予定だけ共有する |
本人の財産を家族が勝手に管理するのではなく、まず支払い忘れや契約被害が起きている場面を限定します。
判断能力や財産管理に不安があり、家族だけでは対応できない場合は、地域包括支援センターへ権利擁護や利用できる制度について尋ねます。
離れて暮らす子どもは、毎日電話するより「応答なしの手順」を作ります
| 決めること | 例 |
|---|---|
| 普段の連絡 | 毎朝9時に短い電話をする |
| 一回出ない場合 | 30分後にもう一度かける |
| 二回出ない場合 | 近所の親族や見守り事業者へ連絡する |
| 現地でも応答がない場合 | 体調や状況に応じて警察・消防へ連絡する |
| 家へ入る必要がある場合 | 合鍵の保管者と使用条件を決める |
| 入院時 | 保険証、薬手帳、連絡先の場所を共有する |
「何時までに出なければ次へ進むか」を決めておくと、家族が電話のたびに迷わずに済みます。
合鍵を預ける場合は、本人の了承を得て、誰がどのような場合に使うのかを明確にします。
家族が支え続けられるかも、自宅生活の条件に入れます
親が一人で暮らしていても、実際には子どもが毎日電話し、週に何度も買い物や通院へ付き添い、緊急時には深夜でも駆け付けていることがあります。
- 家族が週に何回訪問しているか
- 仕事を休んだ回数
- 夜間の電話や呼び出しが増えていないか
- 一人のきょうだいへ負担が集中していないか
- 支援が一か月、半年、一年と続けられるか
家族が限界になるまで支えることを、「本人の希望を尊重する」とは呼べません。
本人が自宅を望むなら、そのために家族以外の支援を入れることも条件として伝えます。
家で暮らしたい気持ちは応援したい。
ただ、私が毎日仕事を抜けて来る方法は長く続けられない。
配食と週2回の訪問を試すことを、一人暮らしを続ける条件にしたい。
二週間から一か月の試行期間を作ると、結論を急がずに済みます
支援を導入するときは、「これで一生大丈夫」と決めず、期限を区切って試します。
| 試すこと | 期間中に見ること |
|---|---|
| 配食と安否確認 | 食事量、受取り、応答なし時の連絡 |
| 訪問介護 | 本人が受け入れられるか、家事・入浴が改善するか |
| デイサービス | 外出機会、入浴、食事、帰宅後の疲れ |
| 緊急通報装置 | 本人が身に着けるか、自分で押せるか |
| 福祉用具・住宅改修 | 転倒や立ち上がりの負担が減るか |
| 家族の連絡分担 | 一人へ負担が集中しなくなったか |
試行期間の終わりには、事故がなかったかだけでなく、本人が窮屈に感じていないか、家族が続けられるかも話します。
支援を増やしても続けにくい状態では、住まい方を並行して探します
| 現在の状態 | 考え方 |
|---|---|
| 一部の家事だけ難しい | 訪問・配食・福祉用具を足して自宅生活を続ける |
| 転倒や服薬忘れが増えている | 支援を増やし、期限を決めて再評価する |
| 夜間に助けが必要なことが多い | 夜間対応サービスや家族に近い住まいを並行して探す |
| 火の消し忘れ、行方不明、重複服薬が繰り返される | 一人になる時間を減らし、短期宿泊や住み替えを具体化する |
| 本人が通報機器を使えず、訪問支援も拒否する | 本人だけの安全管理が難しいため、住まい方を再検討する |
| 家族が心身・仕事・家計の面で続けられない | 在宅維持だけを目標にせず、支援付き住宅や施設も比較する |
一人暮らしの終了時期を、転倒回数や認知症の診断名だけで一律に決めることはできません。
ただし、重大な事故が繰り返され、支援を入れても本人が安全に助けを受けられない状態では、「本人が嫌がるから」と同じ暮らしを続けない方がよい場合があります。
施設以外にも、「一人に近い暮らし」を残せる住まいがあります
自宅での完全な一人暮らしと、常時介護を受ける施設の間にも選択肢があります。
- 子どもの家の近くへ住み替える
- 管理しやすい小さな住宅へ移る
- 高齢者向けの賃貸住宅を探す
- 安否確認や生活相談のあるサービス付き高齢者向け住宅を検討する
- ショートステイで数日泊まり、支援のある生活を体験する
- 通い・訪問・宿泊を組み合わせながら自宅を残す
サービス付き高齢者向け住宅は、バリアフリー構造に加え、安否確認と生活相談を提供する高齢者向け住宅です。ただし、介護がすべて住宅の基本料金に含まれるとは限らず、介護サービスの契約や医療体制は住宅ごとに異なります。
住み替えを勧めるときは、「家を捨てる話」にせず、本人が残したい自由をどの住まいなら守れるかで比べます。
今日するのは、施設のパンフレットを並べることではありません
今日は紙を一枚用意し、次の三つを書いてください。
- 親が今の家で続けたいこと
- この一か月で実際に起きた危険な場面
- 家族以外へ任せたいこと
たとえば、「近所への散歩は続けたい」「夜中に転んで起きられなかった」「朝の服薬確認を家族以外へ頼みたい」という形です。
そのメモを持って、親の住所を担当する地域包括支援センターか、担当ケアマネジャーへ連絡します。
一人暮らしを続けるというのは、何もかも一人で行うことではありません。
本人が自分で選ぶ部分を残し、危険になった部分だけを人や道具で支える暮らしです。
まずは「この家ではもう無理」と結論を伝えるのではなく、「この家で続けるために、最初に何を一つ手伝ってもらう?」と親へ聞くところから始めてください。
出典・確認先メモ
- 厚生労働省「地域包括ケアシステム」:地域包括支援センターの総合相談、介護予防、権利擁護、医療・介護・生活支援の連携。
- 介護サービス情報公表システム:訪問介護、通所介護、夜間対応、定期巡回、小規模多機能など在宅サービスの内容。
- 厚生労働省「福祉用具・住宅改修」:福祉用具貸与、手すり、段差解消、滑りにくい床材などの介護保険給付。
- 総務省消防庁「住宅防火対策」「住宅用火災警報器」:高齢者の住宅火災対策、警報器の点検、連動型・補助警報装置。
- 介護サービス情報公表システム「生活関連情報」:見守り・安否確認、配食、家事援助、地域の通いの場。
- 国土交通省「サービス付き高齢者向け住宅」:バリアフリー、安否確認、生活相談を備える高齢者向け住宅制度。


















