ハラスメントは「我慢できない自分が弱い」ではありません
人格を否定される。皆の前で怒鳴られる。性的な発言をされる。断ると不機嫌になる。相談したら職場に居づらくなるのでは、と怖くなる。職場のハラスメントは、仕事の能力とは別のところで心を削っていきます。
厚生労働省の「あかるい職場応援団」は、パワハラ、セクハラ、マタハラ、いじめ・嫌がらせ問題の予防・解決に向けた情報提供サイトです。実際の相談先としては、社内窓口、総合労働相談コーナー、都道府県労働局などを状況に応じて使い分けます。
相談先の選び方
| 状況 | 相談先 | 注意点 |
|---|---|---|
| 社内で解決したい | 社内相談窓口、人事、コンプライアンス窓口 | 相談記録を残す |
| 社内に言うのが怖い | 総合労働相談コーナー | 外部で状況を整理できる |
| 会社対応に不満がある | 都道府県労働局 | 助言・指導等の制度確認 |
| 損害賠償や法的対応を考える | 法テラス、弁護士 | 証拠と時系列が重要 |
記録は「毎日少し」でいい
ハラスメントの最中は、頭が真っ白になります。あとから思い出そうとしても、日時や言葉があいまいになります。メモは短くて構いません。
- 日時
- 場所
- 相手
- 言われた言葉・されたこと
- 目撃者
- その後の体調
相談前に退職を急がない方がよい場合もあります
今すぐ逃げる必要がある場合は別ですが、退職すると社内資料や勤務記録にアクセスしにくくなることがあります。退職届を書く前に、証拠、雇用保険、未払い賃金、有給、傷病手当金などを確認してください。
家族ができる支え方
「そんな会社辞めなよ」と言う前に、本人の体調と安全を確認します。眠れていない、食べられていない、涙が止まらない場合は、労働相談とあわせて医療やこころの相談も必要です。
出典・確認先メモ
- 厚生労働省「あかるい職場応援団」:https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/
- 厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」:https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
- 公式確認日:2026-07-04
相談できること
パワハラ、セクハラ、マタハラ、いじめ・嫌がらせ、社内相談窓口の使い方、公的窓口への相談を整理できます。
相談できない・不向きなこと
相談先だけで、ハラスメント該当性や慰謝料が即決まるわけではありません。法的判断が必要な場合は専門家相談も検討します。
電話する前に手元に置きたいもの
日時、場所、相手、発言内容、メールやチャット、録音、目撃者、体調変化、会社へ相談した記録を整理します。
本人ではなく家族が相談するときの注意点
ご家族が支える場合は、本人を責めず、記録保存・受診・公的相談につなぐ手伝いをします。退職の決断を急がせすぎないことも大切です。
近い悩みで使う別の相談先
出典・確認先メモ
- 運営元区分:国
- 公式確認日:2026-07-04
- 最終確認日:2026-07-04
- 電話番号・受付時間・対応内容は変更される場合があります。利用前に各公式窓口の最新情報をご確認ください。













