お悩み相談ナビ by なやみ晴れ 🔍 相談先
税金・控除

配偶者控除とは?なぜ配偶者の収入で税金が変わるのか

2026-07-04 確認 なやみ晴れ編集部 読み:はいぐうしゃこうじょ
この記事の結論

配偶者控除は、所得税法上の控除対象配偶者がいる場合に受けられる所得控除です。配偶者本人の所得だけでなく、控除を受ける本人の所得も関係します。

配偶者控除とは、一定の配偶者がいる人の税負担を調整する控除です

配偶者控除とは、納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合に、一定額を所得から差し引ける制度です。

配偶者がパートで働いている、年金を受け取っている、退職した、扶養の範囲を超えるか迷っている。こうした場面で、配偶者控除や配偶者特別控除が関係します。

「いくらまで働いていいの?」という話になると、家庭内に小さな税務会議が開かれます。しかも議題に社会保険や会社の手当まで参加してくるので、会議が長い。ここを整理します。

配偶者控除は、配偶者の所得要件だけでなく、控除を受ける納税者本人の合計所得金額も関係します。令和7年分からの所得要件の見直しにも注意が必要です。

なぜ配偶者の収入で税金が変わるのか

配偶者の収入が少なく、世帯として一方の収入に頼る部分が大きい場合、税金計算で一定の配慮をするために配偶者控除があります。

ただし、配偶者の収入が増えると、控除の対象から外れたり、配偶者特別控除に移ったりします。また、税金上の控除と社会保険の扶養、勤務先の配偶者手当は別のルールです。

見るポイント 配偶者控除での意味 注意点
配偶者の所得 控除対象になるかを判断 給与収入と所得は違います
本人の所得 控除額や適用可否に関係 本人所得が高いと対象外になる場合があります
配偶者特別控除 配偶者控除外でも受けられる場合がある 所得に応じて段階的に変わります
社会保険の扶養 税金とは別ルール 年収の壁の混同に注意します

配偶者控除は「103万円だけ見ればよい」制度ではなくなっています

昔から「103万円の壁」という言葉が使われますが、現在は基礎控除や給与所得控除の見直し、配偶者特別控除、社会保険の扶養などが絡み、単純に103万円だけでは判断しにくくなっています。

また、内縁の配偶者は、所得税法上の配偶者控除の対象にはなりません。暮らしの実態と税法上の扱いが違うことがあります。

よくある勘違い 実際の考え方
103万円を超えたらすべて損 配偶者特別控除などで段階的に変わる場合があります
配偶者の収入だけ見ればよい 控除を受ける本人の所得も関係します
税金の扶養と社会保険の扶養は同じ 別制度で条件が違います
内縁でも配偶者控除が使える 民法上の配偶者が対象です

配偶者の働き方を考えるときは、手取りと社会保険も一緒に見ます

パート収入を増やすかどうかは、税金だけで決めるとズレることがあります。社会保険料、勤務先の手当、将来の年金、本人の働きやすさも含めて考えます。

ここが大事

配偶者控除は、世帯の税金に関わる制度ですが、働き方の正解を決める制度ではありません。税金、社会保険、手当、将来の年金を分けて見ることが大切です。

関係する言葉

関連して読む記事

出典・確認先メモ

配偶者控除・配偶者特別控除の所得要件は年度により変わることがあります。年末調整前に勤務先または税務署へ確認してください。

よくある質問

Q. 配偶者控除とは何ですか?

一定の所得以下の配偶者がいる場合に受けられる所得控除です。

Q. 配偶者控除は配偶者の収入だけで決まりますか?

いいえ。控除を受ける本人の所得も関係します。

Q. 配偶者控除と配偶者特別控除は違いますか?

違います。配偶者の所得が配偶者控除の範囲を超えても、配偶者特別控除を受けられる場合があります。

Q. 内縁の配偶者は対象ですか?

所得税法上の配偶者控除は、民法上の配偶者が対象です。

Q. 年収の壁は税金だけ見ればよいですか?

いいえ。社会保険料や会社の手当も確認する必要があります。

関係する言葉

関連して読む記事

毎月のプレゼント抽選に応募できます。会員登録は無料です。 会員登録・ログイン