「年のせいかな」で済ませるには、少し怖い変化があります
同じ話を何度もするだけなら、まだ様子を見ることもあります。けれど、火の消し忘れ、お金の支払い忘れ、薬の飲み間違い、知らない場所で迷う、詐欺に何度も引っかかりそうになる。こうなると、家族だけで見守るには危険が増えます。
認知症かどうかを家族が決める必要はありません。家族ができるのは、生活の変化を具体的に集め、相談先につなぐことです。
相談前に見ておきたい変化
| 場面 | 変化の例 | 優先度 |
|---|---|---|
| 火の元 | 鍋を焦がす、ガスを消し忘れる | 高い |
| お金 | 同じ支払いを何度もする、通帳をなくす | 高い |
| 薬 | 飲み忘れ、重複、残薬が多い | 高い |
| 外出 | 道に迷う、帰宅できない | 高い |
| 会話 | 同じ質問、日付や約束の混乱 | 中 |
最初の相談先は一つではありません
| 相談先 | 向いている場面 |
|---|---|
| 地域包括支援センター | 介護・見守り・家族の困りごとを総合的に相談したい |
| かかりつけ医 | 本人が病院に行きやすい、体調や薬も相談したい |
| 認知症疾患医療センター | 専門的な鑑別診断や医療相談につなげたい |
| 市区町村の介護保険窓口 | 要介護認定やサービス利用を相談したい |
本人には「認知症でしょ」と迫らない方が進みやすいです
本人にとって、認知症と言われるのは怖いことです。「最近心配だから一緒に相談しよう」「薬や火の元を安全にしたい」と生活の困りごとから話す方が、受け入れられることがあります。
家族だけで相談しても大丈夫です
本人が拒否している場合でも、家族だけで地域包括支援センターに相談できます。どう切り出すか、受診につなげるにはどうするか、見守りをどう増やすかを一緒に考えられます。
出典・確認先メモ
- 厚生労働省「認知症施策」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html
- 厚生労働省「地域包括ケアシステム」:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
- 公式確認日:2026-07-04
相談できること
物忘れ、認知症の疑い、受診先、介護保険、見守り、金銭管理、火の元、運転、家族の接し方などを相談できます。
相談できない・不向きなこと
相談窓口で認知症の診断が確定するわけではありません。診断は医療機関で行われます。
電話する前に手元に置きたいもの
物忘れの具体例、金銭トラブル、火の元、服薬、運転、徘徊、生活の変化、かかりつけ医、家族が困っていることをメモします。
本人ではなく家族が相談するときの注意点
本人が受診や相談を嫌がる場合、家族だけで地域包括支援センターに相談できます。責めずに生活上の困りごととして伝えると進みやすくなります。
近い悩みで使う別の相談先
出典・確認先メモ
- 運営元区分:国
- 公式確認日:2026-07-04
- 最終確認日:2026-07-04
- 電話番号・受付時間・対応内容は変更される場合があります。利用前に各公式窓口の最新情報をご確認ください。













