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介護・認知症

受診拒否とは?なぜ必要な受診ほど本人が嫌がることがあるのか

2026-07-06 確認 なやみ晴れ編集部 読み:じゅしんきょひ
この記事の結論

受診拒否とは、本人が病院、検査、もの忘れ外来などを嫌がり、受診につながらない状態です。無理に連れて行こうとすると関係がこじれることがあります。まず本人が何を怖がっているのかを分け、言い方・同行者・相談先を整えることが大切です。

受診拒否とは、必要な受診を本人が嫌がる状態です

受診拒否とは、体調やもの忘れが心配でも、本人が病院や検査を拒み、受診につながらない状態を指します。高齢の親御さんのことで、家族が悩みやすい場面です。

家族から見ると「早く診てもらえばいいのに」と思います。しかし本人にとっては、病院に行くこと自体が、自分の衰えを認めることのように感じられる場合があります。病院の入口が、心の中では大きな裁判所の門みたいに見えていることもあります。

なぜ本人は病院を嫌がるのか

受診拒否の理由は一つではありません。病気と言われるのが怖い、認知症と決めつけられたくない、家族に管理されるのが嫌、費用が不安、過去に病院で嫌な思いをした、単純に面倒など、背景はさまざまです。

本人の言葉 背景にあるかもしれない不安
どこも悪くない 病気扱いされたくない、自尊心を守りたい
年のせいだから仕方ない 治療や相談で変わる可能性を知らない
病院は嫌い 検査、待ち時間、医師との相性への不安
お金がもったいない 医療費や交通費への心配
行けと言われるほど行きたくない 家族に主導権を奪われたように感じている

「認知症かも」は最初に言わない方がよいことがあります

もの忘れが心配な場合でも、最初から「認知症かもしれないから病院へ行こう」と伝えると、本人が強く拒否することがあります。本人にとっては、人格を否定されたように聞こえることがあるためです。

伝えるときは、「最近眠れているか心配だから」「薬が合っているか一度確認しよう」「健康診断のついでに相談してみよう」など、本人が受け入れやすい入口に変える方法があります。

言い方の例

「認知症か調べよう」ではなく、「最近疲れやすそうだから、薬や体調を一度見てもらおう」「家族も安心したいから一緒に行かせて」と伝える方が、角が立ちにくいことがあります。

家族だけで難しいときは、先に相談して作戦を立てます

本人を無理に連れて行こうとして関係が悪くなる前に、家族だけで相談できる先を使う方法があります。地域包括支援センター、かかりつけ医、もの忘れ外来の相談窓口、ケアマネジャーなどです。

受診拒否は、説得の上手さだけで解決するものではありません。本人の尊厳を守りながら、受診につながる道を細くても作ることが大切です。

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出典・確認先メモ

よくある質問

Q. 親が病院を嫌がるとき、無理に連れて行ってよいですか?

緊急性が高い場合を除き、無理に連れて行くと関係が悪化することがあります。まず理由を聞き、地域包括支援センターやかかりつけ医へ家族だけで相談する方法もあります。

Q. 認知症かもしれないと言ってもよいですか?

本人が傷ついたり強く拒否したりすることがあります。最初は体調確認、薬の相談、健康診断など受け入れやすい言い方に変える方法があります。

Q. 家族だけで医師に相談できますか?

医療機関により対応は異なりますが、家族相談や事前相談が可能な場合もあります。まず電話で確認しましょう。

Q. 受診拒否が続くときの相談先はどこですか?

地域包括支援センター、かかりつけ医、もの忘れ外来、ケアマネジャー、市区町村の高齢者相談窓口などがあります。

Q. すぐ救急車を呼ぶべき場合はありますか?

意識がはっきりしない、強い痛み、転倒後に動けない、呼吸が苦しいなど緊急性がある場合は119番を優先してください。

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