お悩み相談ナビ by なやみ晴れ 🔍 相談先
住まい・不動産

親名義の家を処分したいとき|家族が先に確認する順番

2026.07.04 更新 なやみ晴れ編集部
#住まい・不動産#公的支援
この記事の結論

親名義の家を処分したいときは、まず親御さんがご存命か、判断能力があるか、登記名義が誰かを確認します。家族の都合だけでは売却できないため、本人の意思、相続人、税金、空き家管理を分けて進めましょう。

親名義の家は、家族が困っていても勝手には動かせません

実家に誰も住まなくなった。親御さんが施設に入った。固定資産税や草刈りが重い。兄弟姉妹の誰も住む予定がない。売れるうちに売った方がよい気がする。

そう思っても、家が親御さん名義のままだと、話は急に難しくなります。

「子どもが代わりに売却できるのか」
「親が認知症気味でも契約できるのか」
「相続してから売る方がいいのか」
「兄弟の同意はどこまで必要なのか」
「解体したら税金が上がると聞いたけれど本当なのか」

親名義の家の処分は、単なる不動産の話ではありません。

本人の意思、判断能力、家族の感情、相続、税金、空き家管理、近所との関係が重なります。家は動かないのに、考えることだけがどんどん動いていきます。なかなか厄介です。

まずは「売るかどうか」を決める前に、誰が所有者で、誰が判断できて、どの選択肢が現実的なのかを順番に見ていきます。

最初の分かれ道は、親御さんがご存命かどうかです

親名義の家を処分したいとき、最初に分けるべきなのは「親御さんがご存命の家」か「親御さんが亡くなった後の家」かです。

同じ実家でも、ここで必要な手続きや同意を取る相手が変わります。

状況 最初に見ること 注意したいこと
親御さんが元気で判断できる 親御さん本人の意思 子どもが勝手に売却や解体を決めることはできない
親御さんが施設入居中 今後自宅に戻る可能性、本人の希望、費用負担 住んでいなくても本人の居住用不動産として扱う場面がある
親御さんに認知症など判断能力の不安がある 契約内容を理解できるか、代理できる人がいるか 家族の判断だけで売却を進めると問題になる可能性がある
親御さんが亡くなっている 遺言書、相続人、相続登記の状況 相続人全員の関係整理や登記が必要になる
共有名義になっている 共有者全員の確認 一人の希望だけでは売却や処分が進まないことがある

親御さんがご存命で判断能力があるなら、まず大切なのは本人の意思です。

子ども世代が「もう住まないのだから売った方がいい」と思っていても、親御さんにとっては人生の大半を過ごした家です。売る、貸す、解体する、残す。どれを選ぶにしても、本人の気持ちを飛ばして進めると、後で深いしこりが残ることがあります。

反対に、親御さんが亡くなった後であれば、家は相続財産として扱われます。誰が相続するのか、登記名義をどうするのか、売却代金をどう分けるのかを整理しなければなりません。

登記名義を見ないまま、査定や解体の話を進めない

実家の処分でよくあるのが、「親の家だから親名義だろう」と思っていたら、登記を見ると祖父母名義のままだった、親と兄弟の共有名義だった、土地と建物の名義が違った、というケースです。

固定資産税の通知書の宛名だけでは、登記上の所有者を完全には判断できません。

確認するもの 分かること 見る理由
登記事項証明書 土地・建物の所有者、共有者、抵当権など 売却や名義変更の前提を確認する
固定資産税通知書 課税対象、税額、納税通知先 年間の税負担と対象不動産を把握する
権利証・登記識別情報 登記手続きに関わる書類 売却時に必要になることがある
住宅ローン・抵当権関係書類 借入や担保の有無 売却代金で完済できるかに関わる
土地の境界資料 隣地との境界、測量状況 売却前に問題になりやすい
建築確認・図面・修繕履歴 建物の状態や増改築の有無 査定や売却説明に関わる

法務省は、相続で不動産を取得したことを知った日から3年以内に相続登記をすることが法律上の義務になったと案内しています。正当な理由なく申請しない場合、10万円以下の過料が科される可能性があるとされています。

親御さんが亡くなった後の実家を処分する場合、相続登記が済んでいないと、売却や解体、活用の話が止まりやすくなります。

「誰が固定資産税を払っているか」と「誰が所有者として処分できるか」は同じではありません。

まずは登記名義を確認してください。ここを飛ばすと、後で家族会議が振り出しに戻ります。

親御さんが判断できるなら、先に聞くのは価格ではなく気持ちです

親御さんがご存命で、会話や契約内容を理解できる状態なら、家の処分は本人の意思を中心に考えます。

ただ、いきなり「家を売っていい?」と聞くと、親御さんが身構えることがあります。

自分が追い出されるように感じる。子どもに財産を狙われているように思う。思い出を否定された気持ちになる。施設に入ったばかりなら、「もう戻れない」と突きつけられたように感じることもあります。

最初は、売却の可否ではなく、暮らしの見通しから話す方が受け止められやすいです。

聞きたいこと 避けたい聞き方 伝わりやすい聞き方
今後住む可能性 「もう帰らないよね?」 「この家にまた戻りたい気持ちはある?」
維持費の負担 「税金がもったいない」 「固定資産税や管理に毎年これくらいかかっているから、一緒に見たい」
売却への気持ち 「売った方がいいよ」 「売る、貸す、残すの中で、嫌な選択肢はある?」
家財の扱い 「全部片付けるね」 「残したいもの、持って行きたいものを先に選ぼう」
子ども世代の負担 「こっちも大変なんだよ」 「管理を続けるには家族で役割を決めないと難しそう」

親御さんの返事が曖昧でも、すぐ結論を迫らなくて大丈夫です。

「今は売りたくない」という言葉の中には、「もう少し気持ちの整理をしたい」「家の中の物を見たい」「自分の人生を片付けられるようでつらい」という感情が入っていることがあります。

家の処分は、親御さんにとって住まいの話であり、人生の話でもあります。

認知症や判断能力の不安があると、家族だけでは売れないことがあります

親御さんが認知症気味、契約内容を理解できない、意思確認が難しいという場合、家族が代わりに署名して売却することは簡単ではありません。

不動産売却は大きな法律行為です。

本人が契約の意味を理解できない状態で進めると、後で契約の有効性や家族間のトラブルにつながる可能性があります。

状況 注意したいこと 相談先の候補
親御さんが契約内容を理解できる 本人が売却意思を示し、手続きできるか 不動産会社、司法書士
判断能力に不安がある 売却意思を正しく確認できるか 司法書士、弁護士、地域包括支援センター
成年後見制度を利用している 後見人が本人の利益を考えて判断する 成年後見人、家庭裁判所
親御さんの居住用不動産を処分する 家庭裁判所の許可が必要になる場合がある 家庭裁判所、成年後見人、司法書士
家族信託や任意後見を検討したい 判断能力があるうちに設計する必要がある 司法書士、弁護士、専門家

裁判所は、成年後見人などが本人に代わって本人の居住用不動産を処分するには、現に住んでいる場合だけでなく、施設入所前に住んでいた場合なども含め、家庭裁判所の許可が必要と案内しています。許可を得ずに処分した場合、その処分は無効となるとされています。

ここで大切なのは、「認知症になったら売れない」と単純に決めつけることではありません。

本人の判断能力、制度利用の有無、家の位置づけ、売却の必要性によって進め方が変わります。

ただし、家族が「維持費が大変だから」と本人の意思を飛ばして動くことは避けるべきです。

判断能力に不安がある親御さんの家を売る、貸す、解体する場合は、本人保護の視点が入ります。売却価格や家族の都合だけで進めず、司法書士・弁護士・家庭裁判所などへ確認する余地を残してください。

亡くなった後なら、遺言書と相続人を先に見ます

親御さんが亡くなった後の家を処分する場合、最初に見るのは「誰が相続するのか」です。

兄弟姉妹の中で誰も住まないから売ろう、という話になっても、売却するには相続人の関係を整理する必要があります。

見ること 具体的な確認 理由
遺言書の有無 自宅、公正証書遺言、法務局保管制度などを確認 誰が家を取得するか指定されている可能性がある
相続人 戸籍で配偶者、子ども、代襲相続などを確認 同意が必要な人を把握するため
相続登記 誰の名義にするか、共有にするか 売却前に名義を整える必要があるため
遺産分割協議 家を誰が取得し、売却代金をどう分けるか 後からの不公平感を減らすため
借金や保証債務 負債があるか、相続放棄の可能性があるか 家の処分前に相続全体を見るため

相続人が複数いる場合、近くに住む人だけが片付けや税金対応をしていても、売却代金の扱いは全員に関わります。

「自分がずっと管理してきたのだから多くもらいたい」
「実家を残したいと言った人は費用を出していない」
「売ると聞いていなかった」

こうした不満は、数字と記録がないとこじれやすくなります。

固定資産税、草刈り、修繕、片付け、交通費を誰が負担したのか。売却前から記録しておくと、家族で話しやすくなります。

売る・貸す・残す・解体するを、感情と費用で分けます

親名義の家をどうするかは、売却だけが答えではありません。

ただし、どの選択肢にも費用と手間があります。

選択肢 向いている場合 先に見ること
売却する 誰も住まず、維持費を止めたい 名義、相続人の同意、査定、税金、残置物
貸す 立地がよく、修繕して貸せる状態 修繕費、賃貸管理、契約、家賃収入の税金
親族が住む 家族内で使う人がいる 使用料、管理責任、相続人間の公平性
空き家として管理する すぐ結論が出ない、将来使う可能性がある 固定資産税、草刈り、防犯、保険、管理担当
解体する 倒壊や近隣迷惑のリスクが高い 解体費、固定資産税の変化、更地の使い道
駐車場や空きスペースとして活用する 立地や需要がある 所有者の同意、近隣需要、契約、管理方法

国土交通省は、空き家で困らないためには、自宅や実家の将来について早くから家族と話し合い、「誰が住むのか」「解体するのか」「売るのか」「貸すのか」などを事前に話し合っておくことが大切だと案内しています。

家族で話すときは、いきなり「売る」「売らない」で分かれない方がよいです。

まずは、「残したい気持ち」と「維持できる現実」を分けてください。

実家を残したい気持ちは尊重されるべきです。ただし、誰が固定資産税を払い、誰が草刈りをし、誰が台風後に見に行くのかが決まっていなければ、残す選択は長続きしません。

不動産会社へ行く前に、査定の目的を決めておきます

親名義の家を処分したいと思うと、まず不動産会社へ査定を頼みたくなります。

査定は有効な一歩です。

ただし、「売ると決めた査定」なのか、「家族で話すための目安を知る査定」なのかを分けておくと安心です。

査定前に決めること 理由 家族で共有すること
売却意思があるか 親御さん本人や相続人の同意が必要になるため 査定を取る目的
誰が窓口になるか 不動産会社との連絡が分散しないようにするため 代表者と共有方法
家の状態をどこまで伝えるか 雨漏り、傾き、残置物などが価格に影響するため 隠さず伝える項目
複数社に聞くか 査定額や販売方針に差が出るため 比較する会社数
媒介契約をすぐ結ばないか 査定後の契約内容を理解する時間が必要なため 持ち帰って検討する方針

国土交通省は、不動産取引の流れや媒介契約について、実際の取引の流れは契約相手や仲介をする宅地建物取引業者に確認するよう案内しています。媒介契約は、不動産の売買で仲介を依頼する不動産業者との間で結ぶ契約です。

査定額が高い会社が、必ずよい会社とは限りません。

高く売れる可能性を示してくれることは大切ですが、売れる根拠、販売方法、手数料、残置物の扱い、古い家のリスク説明、契約を急がせない姿勢も見てください。

「今日中に専任で契約しましょう」と急がされたら、一度持ち帰って構いません。

税金は「親が売る場合」と「相続後に売る場合」で分けます

親名義の家を処分するとき、税金も気になります。

ただし、親御さんがご存命中に本人が売る場合と、亡くなった後に相続人が売る場合では、見る制度が変わります。

売る人・場面 関係しやすい税金や制度 確認先
親御さん本人が自宅を売る 譲渡所得、マイホームを売ったときの3,000万円特別控除など 税務署、税理士
施設入居後に元自宅を売る 居住用財産として扱えるか、時期や要件 税務署、税理士
相続後に空き家を売る 被相続人の居住用財産を売ったときの特例など 税務署、税理士
売却益が出る 譲渡所得税、取得費、譲渡費用 税理士、税務署
家を解体する 固定資産税の住宅用地特例の変化、解体費 自治体、不動産会社、税理士
貸す 不動産所得、必要経費、確定申告 税理士、税務署

国税庁は、マイホームを売ったときは、所有期間の長短に関係なく譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる特例があると案内しています。

また、相続または遺贈により取得した被相続人居住用家屋や敷地等を一定期間内に売り、一定の要件に当てはまる場合、譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる特例があります。令和6年1月1日以後の譲渡で相続人が3人以上の場合は、2,000万円までとされています。

ただし、どちらの特例も「売れば必ず使える」ものではありません。

居住実態、売却時期、建物の状態、相続人の人数、解体の有無などで扱いが変わります。売買契約の直前に調べるより、査定や家族会議の段階で税務署や税理士に確認した方が落ち着いて進められます。

家族会議では「誰がいくら負担しているか」を先に出します

親名義の家の処分は、家族会議で揉めやすいテーマです。

近くに住む人だけが管理している。長男だけが固定資産税を払っている。遠方の兄弟は「実家は残したい」と言う。親御さん本人は売りたくない。子ども世代は維持できない。

こうした状態でいきなり結論を出そうとすると、感情がぶつかります。

先に、費用と役割を見える化してください。

項目 現在の状態 家族で決めること
固定資産税 誰が払っているか、年額いくらか 今後の分担、立て替えの扱い
草刈り・庭木 誰が作業しているか、業者費用はいくらか 作業担当、費用負担、外注するか
通気・通水・見回り どのくらいの頻度で行っているか 遠方の場合の管理方法
修繕 雨漏り、外壁、屋根、シロアリなど 直すか、売るか、解体するか
家財 仏壇、写真、家具、書類、貴重品 残すもの、処分するもの、誰が確認するか
売却方針 売りたい人、残したい人、未定の人 査定を取るか、期限を決めるか

話し合いでは、次のような言い方が使いやすいです。

場面 言い方の例
実家を残したい人がいる 「残す気持ちは分かるので、年間費用と管理担当も一緒に決めたいです。」
一人だけ負担している 「これまでの固定資産税と草刈り費用を表にしたので、今後の分担を話したいです。」
親御さん本人が売却を嫌がる 「今すぐ売る話ではなく、維持にかかる費用と将来の選択肢だけ一緒に見たいです。」
兄弟の温度差が大きい 「今日結論を出さず、まず査定額と維持費を見てからもう一度話したいです。」
家財整理が進まない 「売却前に、残すものと処分するものを一部屋ずつ分けよう。」

家族会議で必要なのは、誰が正しいかを決めることではありません。

家を残した場合、売った場合、貸した場合、解体した場合に、誰がどの負担を持つのかを見えるようにすることです。

急いで処分しない方がよい場面もあります

家の維持費が重いと、早く売るか解体したくなります。

ただ、状況によっては、急いで契約しない方がよい場面もあります。

急がない方がよい場面 理由 先にすること
親御さんの意思が曖昧 本人の気持ちを置き去りにしやすい 時間を置いて複数回話す
判断能力に不安がある 契約の有効性や本人保護が関わる 司法書士・弁護士・後見制度を確認
相続人の全員が把握していない 後から同意していないと言われやすい 相続人と遺言書を確認する
登記名義が古い 売却前に相続登記が必要になる 登記事項証明書と戸籍を確認する
査定額だけで判断している 税金、解体費、残置物処分費を見落とす 手取り額を試算する
不動産会社に契約を急がされている 媒介契約や売却条件を理解しにくい 書面を持ち帰り、家族で読む

特に、古い実家では「売却価格」だけ見ても実際の手取りは分かりません。

家財処分、解体費、測量費、仲介手数料、税金、登記費用、修繕の有無まで見る必要があります。

高く売れそうと言われたときほど、手取り額で見てください。

専門家に聞くなら、誰に何を聞くかを分けます

親名義の家の処分は、相談先を間違えると話が遠回りになります。

不動産会社は売却の相談に強いですが、相続人間の争いや税金、成年後見の判断まですべて扱えるわけではありません。

相談先 向いている内容 注意点
不動産会社 査定、売却方法、賃貸、解体後の活用 税金や相続争いの判断は別途確認が必要
司法書士 相続登記、名義変更、成年後見、家族信託の一部 紛争性が高い場合は弁護士領域になることがある
弁護士 相続争い、遺産分割、親族間トラブル、契約問題 費用と相談範囲を先に確認する
税理士 譲渡所得、相続税、贈与税、確定申告 売却前に聞くと選択肢を見やすい
地域包括支援センター 親御さんの判断能力、介護、施設入居後の生活相談 不動産売却の専門窓口ではない
自治体の空き家窓口 空き家管理、補助金、空き家バンク、解体支援 自治体ごとに制度が異なる
家庭裁判所 成年後見、居住用不動産処分許可、相続放棄など 手続きや必要書類を確認する

相談するときは、最初からすべてを説明しようとしなくて大丈夫です。

「親名義の家を売るか迷っている」「親は施設に入っている」「判断能力に少し不安がある」「兄弟がいる」「相続登記はまだ」など、状況を短く伝えられれば、どの窓口に進むべきか見えてきます。

今日やることは、家を売ることではなく、状況表を作ることです

親名義の家を処分したいと思っても、今日すぐ売却や解体を決める必要はありません。

むしろ、最初にやるべきなのは、家族で同じ情報を見られるようにすることです。

紙にまとめるなら、次の形で十分です。

項目 今分かっていること 次に聞くこと
親御さんの状況 施設入居中、会話はできる 家に戻る気持ちがあるか
登記名義 父名義の可能性 登記事項証明書を取る
固定資産税 年〇円 家族で分担するか
家の状態 空き家、庭木が伸びている 修繕・草刈り・管理をどうするか
家財 仏壇、写真、家具が残っている 残すものと処分するものを分ける
家族の希望 長男は売却希望、妹は保留 査定と維持費を見て再度話す
相談先 未定 司法書士、不動産会社、税理士の順で確認

この一枚があると、親御さん、兄弟姉妹、不動産会社、司法書士、税理士、自治体窓口へ話すときに、状況を説明しやすくなります。

親名義の家は、思い出も責任も大きいものです。

焦って売る必要はありません。反対に、見ないふりをして何年も放置するのも、税金や管理の負担を重くします。

まずは、登記名義と固定資産税通知書を見て、家族で同じ情報を共有する。

そこから、本人の意思、相続、税金、管理、売却の順に一つずつ進めていけば、親名義の家は「誰も触れない問題」ではなく、「家族で順番に決められる問題」に変わっていきます。

出典・確認先メモ

よくある質問

Q. 親名義の家を子どもが勝手に売ることはできますか?

親御さんが所有者で判断能力がある場合、子どもが勝手に売却を決めることはできません。まず本人の意思を確認し、売却するなら本人が契約内容を理解したうえで進める必要があります。家族は、税金や管理費などの現実を共有しながら話すと進めやすくなります。

Q. 親が認知症の場合、親名義の家は売却できますか?

判断能力の程度や制度利用の有無によって進め方が変わります。成年後見制度を利用している場合、本人の居住用不動産を処分するには家庭裁判所の許可が必要になることがあります。家族だけで判断せず、司法書士、弁護士、家庭裁判所などへ確認するのが安心です。

Q. 親が亡くなった後、実家を売るには何から始めればいいですか?

まず遺言書の有無、相続人、登記名義を確認します。相続登記が済んでいない場合、売却前に名義を整える必要があります。固定資産税、家財、修繕、売却費用、税金も含めて、相続人全員で情報を共有してから進めましょう。

Q. 親名義の家を処分する前に不動産会社へ査定を頼んでもいいですか?

査定を取ること自体は判断材料になりますが、売却できる名義や同意が整っているかを先に確認してください。査定額だけで契約を急がず、媒介契約の内容、売却時の費用、残置物、税金、相続人の同意を分けて見ましょう。複数社に聞く場合も、家族で目的を共有しておくと安心です。

Q. 親名義の家は売る・貸す・解体するのどれがよいですか?

どれがよいかは、本人の意思、家の状態、立地、相続人の同意、維持費、税金、将来使う予定によって変わります。誰も住まず維持費が重いなら売却、立地がよく修繕できるなら賃貸、倒壊リスクが高いなら解体も選択肢です。まず固定資産税と年間管理費を出して、家族で現実的に比べましょう。

専門家や専門サービスに相談してみませんか?

記事を読んでも悩みが解決しないときは、専門家や専門サービスに相談するのも一つの方法です。

※ 本セクションには広告・PRを含みます。掲載は比較基準に沿って整理しています。料金・条件は公式サイトでご確認ください。

※ お悩み相談ナビが、お悩みを解決できるように厳選したサービスや専門家をリストアップしました。

駐車場貸し出し/空きスペース活用

特Pとは?空き駐車場・自宅スペースを貸し出せる駐車場シェアサービス

乗らなくなった車の駐車スペースや空き駐車場を、自宅にいながら活用できる駐車場シェアサービス。

向いている人
車を手放して駐車場が空いている人/免許返納後のスペースを活用したい人/実家や店舗の空き駐車場を副収入につなげたい人
確認できること
駐車場の貸し出し条件、登録方法、貸出日時・料金設定、売上確認、利用者対応、振込条件
料金目安
初期費用・月々の費用は0円と案内されています。手数料・振込条件・月極貸出条件は公式サイトで要確認。
注意点
収入は保証されません。賃貸・月極・共有名義・管理会社が関わる駐車場は、契約内容や所有者の同意を確認してください。

公式情報の最終確認日:2026-06-21

空き駐車場の活用条件を確認する ›
プロパンガス料金見直し/LPガス会社比較/固定費削減相談

ガス屋の窓口|プロパンガス・LPガス料金を無料で見直し相談できるサービス

プロパンガス・LPガス料金が高いと感じる方が、現在の料金やガス会社変更の選択肢を無料で相談できるサービス。

向いている人
戸建て・持ち家でプロパンガスを使っている方/毎月のガス代が高いと感じる方/冬場のガス料金が負担になっている方/親御さんの家のガス代を見直したいご家族/店舗・業務用でLPガスを使っている方/ガス会社変更が不安な方
確認できること
現在のガス料金、地域相場、ガス会社変更の可否、料金シミュレーション、見積もり、乗り換えの流れ、料金保証、対応エリア、集合住宅での可否
料金目安
相談・見積もりは無料で案内されています。実際のガス料金は地域・使用量・契約条件・ガス会社により変わるため、検針票をもとに要確認。
注意点
都市ガス・オール電化の方には基本的に合いません。賃貸集合住宅では入居者だけでガス会社を変更できない場合があります。検針票情報、契約条件、解約金、切り替え後の料金保証、将来の値上げ条件を確認しましょう。

公式情報の最終確認日:2026-07

プロパンガス料金の無料見直しを確認する ›
不用品回収/粗大ごみ回収/遺品整理/実家片付け/ゴミ屋敷片付け

アールクリーニング|不用品回収・粗大ごみ回収・遺品整理を相談できる片付けサービス

親御さんの家・ご実家・引っ越し前後・遺品整理などで出た不用品を、見積もりから回収まで相談できる片付けサービス。

向いている人
ご実家の片付けで困っているご家族/親御さんの家に物が多くて心配な方/粗大ごみを自分で運べない方/遺品整理を家族だけで進めるのが難しい方/引っ越しや空き家整理で大量の不用品が出た方/ゴミ屋敷化が心配な方
確認できること
見積もり、回収できる物、買取可否、料金プラン、追加料金の有無、対応エリア、作業当日の流れ、支払い方法、遺品整理・清掃対応の有無
料金目安
公式ページには軽トラックプラン税込3,800円〜などの掲載あり。ただしキャンペーン・回収量・内容・エリアで変わるため、必ず見積もりで総額確認。
注意点
不用品回収は自治体ルールや許可確認が重要です。見積もり金額、追加料金、回収できない物、リサイクル料金、買取条件、キャンセル料、一般廃棄物処理業の許可や市区町村委託の有無を確認しましょう。

公式情報の最終確認日:2026-07

不用品回収の無料見積もり内容を確認する ›
駐車場予約/駐車場シェア/外出支援/通院・お出かけ準備

akippa(アキッパ)|外出前に駐車場を予約できる駐車場シェアサービス

病院・観光地・イベント会場などへ車で出かける前に、近くの駐車場を事前に予約できるサービス。

向いている人
親御さんの通院や送迎で駐車場を探すご家族/足腰が不安で目的地近くに停めたい方/観光地やイベント会場で駐車場探しを避けたい方/お墓参りや法事で車を使う方/初めて行く場所で駐車場が不安な方
確認できること
目的地近くの駐車場、予約可能な日時、料金、対応車種、駐車場の場所、利用時間、キャンセル条件、支払い方法
料金目安
会員登録は無料。駐車場を予約・利用する場合に駐車場料金とサービス料が発生。料金は駐車場・日時・利用時間により異なるため公式サイトで要確認。
注意点
駐車場ごとに対応車種・サイズ・利用時間・出入口・周辺道路が異なります。予約前に車両サイズ、場所、キャンセル条件、サービス料、当日キャンセル時の扱いを確認しましょう。

公式情報の最終確認日:2026-07

目的地近くの駐車場を確認する ›
老人ホーム紹介/介護施設検索/入居相談/施設見学

いい介護|老人ホーム・介護施設を検索・無料相談できる施設探しサービス

親御さんの介護施設・老人ホームを、費用・地域・介護度・医療対応などの条件から探し、無料相談や見学予約まで確認できるサービス。

向いている人
親御さんの在宅介護に限界を感じているご家族/老人ホームや介護施設の違いが分からない方/認知症でも入れる施設を探したい方/退院後の住まいで悩んでいる方/施設費用が心配な方/遠方介護で親御さんの住まいを探している方
確認できること
介護施設の種類、地域別の施設、費用、空室状況、資料請求、見学予約、入居相談員への無料相談、認知症・医療対応・夫婦入居などの条件
料金目安
施設検索・入居相談は無料で案内されています。実際の入居費用は施設種別・地域・介護度・居室タイプ・医療対応などにより異なるため公式サイトで要確認。
注意点
相談は無料でも、施設入居には入居一時金・月額費用・介護保険自己負担・医療費・日用品費などがかかります。施設ごとに条件・費用・空室状況が異なるため、見学前に総額と受け入れ条件を確認しましょう。

公式情報の最終確認日:2026-07

老人ホーム・介護施設の無料相談内容を確認する ›

次にできること

同じ悩みの方によく読まれています

毎月のプレゼント抽選に応募できます。会員登録は無料です。 会員登録・ログイン