認定調査とは、本人の心身状態や生活状況を確認する調査です
認定調査とは、要介護認定の申請後に、市区町村等の調査員が本人の自宅や施設などを訪問し、心身の状態や日常生活の様子を確認する調査です。
調査では、歩行、立ち上がり、食事、排せつ、入浴、認知機能、問題行動、医療的な管理など、介護の必要性に関わる項目が確認されます。
ただ、調査の日だけ親御さんが急にシャキッとすることがあります。家族から見ると「今日だけスーパー元気モード!」です。だから普段の様子を伝える準備が大切です。
なぜ市区町村の調査員が本人の状態を確認するのか
理由は、介護の必要性を公平に判断するためです。家族の申告だけ、本人の希望だけ、医師の意見だけでは、生活の実態を十分に見られないことがあります。
認定調査は、主治医意見書とあわせて一次判定や介護認定審査会で使われます。つまり、調査で普段の困りごとが伝わらないと、認定結果にも影響する可能性があります。
| 確認すること | なぜ重要か | 見るもの・相談先 |
|---|---|---|
| 身体の動き | 立つ・歩く・寝返りなどを確認 | 普段の転倒やふらつき |
| 生活動作 | 食事・排せつ・入浴を確認 | 家族の手伝い内容 |
| 認知機能 | 物忘れや理解力を確認 | 服薬ミス、迷子、同じ話 |
| 行動面 | 不安、徘徊、火の不始末などを確認 | 具体的な日時メモ |
| 医療管理 | 薬、処置、通院を確認 | お薬手帳、診察券 |
「できる」と答えたら、それで終わるわけではありません
本人は人前で弱いところを見せたくないものです。特に親世代は、できないと言うことに抵抗があります。立派です。でも、介護認定ではその立派さが情報を隠してしまうことがあります。
| よくある勘違い | 実際の考え方 |
|---|---|
| 本人ができると言えば問題ない | 実際には見守りや介助が必要な場合があります |
| 家族が口を出すと失礼 | 普段の様子を補足することは大切です |
| 調査の日だけできればよい | 日常的にできているかが重要です |
| 困りごとは口で言えば十分 | メモや記録があると伝えやすくなります |
家族が事前に準備したいメモ
認定調査では、その場で思い出そうとすると大事なことが抜けます。人間の記憶は、調査員の前で急にかくれんぼします。先にメモしておきましょう。
- 転倒した日や場所
- 食事・入浴・排せつで手伝う内容
- 薬の飲み忘れや通院付き添い
- 火の元や外出の不安
- 夜間の様子や睡眠
- 家族が限界を感じている点
認定調査では、親御さんを悪く見せる必要はありません。ただ、普段の困りごとを小さくしすぎないことが大切です。「できる日もあるが、普段は見守りが必要」と具体的に伝えましょう。
関係する言葉
- 介護認定
- 主治医意見書
- 要介護
- 要支援
- ケアプラン
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出典・確認先メモ
- 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「サービス利用までの流れ」
- 厚生労働省「介護保険制度における要介護認定の仕組み」
- 厚生労働省「介護保険最新情報 Vol.1440」
- 確認日:2026年7月4日
制度の内容、申請窓口、必要書類、費用、利用できるサービスは、市区町村や本人の状態、所得、世帯状況によって変わる場合があります。この記事は一般的な整理として読み、実際の判断は市区町村、地域包括支援センター、ケアマネジャーなどに確認してください。













