お悩み相談ナビ by なやみ晴れ 🔍 相談先
公的支援・相談窓口

ひとり親でなくても生活が苦しいときの相談先|家賃・食費・教育費・保険料の窓口

2026.07.17 更新 なやみ晴れ編集部
#お金・生活費#公的支援#家賃#相談先
この記事の結論

ひとり親でなくても、生活困窮者自立支援制度、就学援助、保険料の減免、住居確保給付金、生活保護などを相談できます。夫婦や家族がいることだけで対象外にはなりません。今日の食事や住まいを保てない場合は、制度探しより先に自立相談支援機関か福祉事務所へ切迫した状況を伝えてください。

「夫婦で働いているのだから」と思いながら、給料日前の食費が残っていない

夫婦ともに収入はある。それでも、夫の勤務日数が減り、妻は親の通院付き添いで仕事を休む日が増えた。

家賃、車のローン、学校の集金、医療費を払うと、次の給料日まで使えるお金がほとんど残らない。冷蔵庫の中身を見ながら、子どもには「今日は簡単なご飯にしよう」と伝える日が続いています。

役所の支援を調べても、「ひとり親家庭」「住民税非課税世帯」といった言葉が目に入り、自分たちは対象ではないと思って画面を閉じてしまう。

けれど、公的支援のすべてがひとり親限定ではありません。

夫婦世帯、子どものいない世帯、親子三世代の世帯、一人暮らしでも、実際の収入、預貯金、家賃、病気、失業、家族構成などに応じて利用を検討できる制度があります。

制度名を先に当てる必要はありません。

「夫婦世帯ですが、収入が減り、今月の家賃と食費が足りません。利用できる制度をまとめて確認したいです」

この一言から始められます。

「ひとり親ではない」は、生活相談を断られる理由ではありません

児童扶養手当など、ひとり親であることが主な要件となる制度はあります。

一方で、生活困窮者自立支援制度、生活保護、就学援助、国民健康保険料の減免、国民年金保険料の免除、住居確保給付金などは、ひとり親かどうかだけで決まる制度ではありません。

多くの制度では、世帯全体の収入や資産、困窮した理由、支出の状況などを見ます。そのため、配偶者に収入があれば必ず利用できるとも、必ず利用できないとも言えません。

「共働きだから」「持ち家だから」「車があるから」と、自分だけで対象外と決めるのは早過ぎます。

正式な給付には要件や審査がありますが、現在の家計と利用可能な制度を窓口で確かめることはできます。

ポイント

家族構成ではなく、「現在の世帯収入で、食費・住まい・医療・子どもの生活を維持できているか」を窓口へ伝えます。

最も近い支払期限から、最初の窓口を選びます

現在困っていること 最初に連絡する窓口 最初に伝える内容
今日食べる物がない、今夜泊まる場所がない 自立相談支援機関、福祉事務所 手元の金額、家族人数、今日必要な食事や住まい
家賃を払えない、退去を求められそう 自立相談支援機関 滞納月数、退去期限、収入が減った時期
電気・ガス・水道が止まりそう 各事業者と自立相談支援機関 停止予定日、請求額、支払える金額
学校給食費、学用品、修学旅行費が負担 学校、市区町村教育委員会 就学援助を利用できるか、申請期限
保険料、年金、税金を払えない 市区町村、年金事務所、税の担当窓口 納期限、未納額、収入減や失業の事情
病院へ行きたいが医療費が心配 加入する医療保険の窓口、病院の相談窓口 加入保険、治療予定、見込まれる自己負担
借金の返済で生活費が残らない 自立相談支援機関、法テラス等の法律相談 借入先、残高、毎月の返済、滞納の有無
子育て、病気、仕事の問題が重なっている 自立相談支援機関、こども家庭センター 家計だけでなく、家庭で同時に起きていること

同じ家庭でも、複数の窓口が関係することがあります。

たとえば、夫の失業、家賃滞納、子どもの学校費用が重なっているなら、一件ずつ別々に説明するより、自立相談支援機関へ全体を伝え、必要な担当へつないでもらう方が進めやすくなります。

何から手を付けるか分からないときは、自立相談支援機関が入口です

生活困窮者自立支援制度は、仕事、住まい、家計、社会とのつながりなど、生活全体に困りごとを抱える方を支える制度です。

ひとり親だけを対象とした制度ではありません。

地域の自立相談支援機関では、現在の収入と支出、家賃、仕事、家族の健康などを聞き、利用できる可能性のある制度と取り組む順番を一緒に考えます。

家計改善支援では、単に節約を求めるのではなく、次のような問題を分けます。

相談した当日に現金が支給されるとは限りません。窓口は、給付、減免、貸付、就労支援などから、今の状態に合うものを探す入口です。

市区町村の公式サイトで「自治体名 自立相談支援機関」と検索します。見つからない場合は、役所の代表電話へ次のように聞いてください。

「生活困窮者自立支援制度の相談窓口につないでください」

今日の食事や住まいを保てない場合は、福祉事務所も同時に考えます

数か月先の家計が心配な状態と、今日の生活を維持できない状態では、優先する制度が違います。

次のような状態では、生活保護を含めて福祉事務所へ話すことを先延ばしにしません。

生活保護は世帯単位で判断されます。夫婦の一方に収入があっても、世帯全体の収入が最低生活費に満たない場合は、対象となる可能性があります。

必要書類がすべてそろっていなくても申請できます。同居していない親族へ先に頼まなければ申請できない制度でもありません。

持ち家や車がある場合は、資産としての扱いを個別に見られますが、所有しているだけで窓口へ相談できないわけではありません。

「夫婦と子ども二人の世帯です。今月の収入は十五万円で、預貯金は二万円です。家賃と食費を払えないため、生活保護を含めて今日利用できる支援を聞きたいです」

「生活保護は最後の手段だから」と、食事や医療を失うまで待つ必要はありません。

家賃が払えないときは、退去通知を待たずに話します

仕事を失った、勤務日数が減った、休業が続いたなどにより家賃を払えなくなりそうな場合は、住居確保給付金の対象となる可能性があります。

一定の収入・資産要件や求職活動等の条件を満たした場合、自治体ごとの上限内で家賃相当額が支給されます。給付金は通常、本人の自由に使える現金ではなく、自治体から貸主等へ支払われます。

収入が大きく減り、今より家賃の低い住宅へ移ることで家計改善が見込まれる場合には、条件により転居費用の支援を検討できることもあります。

ただし、滞納済みの家賃が必ず全額支払われる制度ではありません。

家賃を一回遅れただけだからと待たず、次のように伝えてください。

「先月から勤務日数が減り、来月の家賃が不足します。まだ退去通知はありません。住居確保給付金の対象と、貸主への連絡方法を聞きたいです」

すでに督促や退去に関する文書が届いている場合は、文書に書かれた期限も読み上げます。

子どもの費用は、ひとり親向け制度だけを探さないでください

子育て家庭への支援には、家族構成を問わず利用できるものや、世帯所得などを基準にするものがあります。

児童手当の申請状況を見る

児童手当は、ひとり親だけの制度ではありません。高校生年代までの子どもを養育する家庭が対象となる制度です。

出生、転入、公務員への就職・退職などの後には申請や届出が必要になることがあります。原則として申請が遅れた月分をさかのぼって受け取れない場合があるため、未申請の可能性があれば市区町村へ確認してください。

小中学生の費用は就学援助を確認する

就学援助は、経済的理由で就学が難しいと認められる家庭に、学用品費、学校給食費、修学旅行費などを援助する制度です。

ひとり親であることだけが条件ではありません。対象基準、申請時期、援助される費目は市区町村によって異なります。

学校の事務室や教育委員会へ、次のように聞けます。

「夫婦世帯ですが、今年収入が大きく減りました。就学援助の基準と、家計急変時の扱いを教えてください」

子育てと家計の問題が重なっている

子どもの食事、登校、発達、家族の病気なども重なっている場合は、市区町村のこども家庭センターへ話せます。

こども家庭センターは、妊産婦、子育て家庭、子どもからの相談を受け、必要な支援を調整する窓口です。設置状況や名称は自治体によって異なります。

保険料や医療費は、「払えないまま放置」と「申請して軽くする」で結果が変わります

国民健康保険料、国民年金保険料、医療費は、それぞれ別の制度です。

国民健康保険料

所得が一定基準以下の世帯には、保険料の一部が軽減される制度があります。また、災害や収入減など特別な事情によって納付が難しい場合は、自治体独自の減免や納付猶予を利用できることがあります。

未納通知を放置せず、市区町村の国民健康保険担当へ、収入が減った時期と現在払える金額を伝えます。

国民年金保険料

失業や収入減などで納付が難しい場合は、保険料免除や納付猶予を申請できる可能性があります。

未納のままにすると、将来の老齢年金だけでなく、障害基礎年金や遺族基礎年金の要件に影響する場合があります。払えないときは放置せず、市区町村の国民年金窓口か年金事務所へ連絡してください。

高額な医療費

医療機関の窓口負担が高くなる場合は、高額療養費制度を利用できる可能性があります。上限額は年齢や所得、診療月によって異なります。

加入している健康保険組合、協会けんぽ、市区町村国保などへ、治療前または支払い後に必要な手続きを聞いてください。

「医療費と保険料の両方が払えません」と伝えれば、それぞれの担当部署を案内してもらえます。

社会福祉協議会の制度は、給付ではなく貸付の場合があります

市区町村社会福祉協議会では、一定の要件を満たす低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯などを対象に、生活福祉資金貸付制度を扱っています。

資金には、総合支援資金、福祉資金、教育支援資金などがあります。

ただし、原則として返済が必要な貸付です。申し込めば即日で借りられる制度でもなく、審査では資金の使い道や返済可能性などが見られます。

今日の食費がない状態で、「貸付の審査結果が出るまで待つ」という進め方は適切ではありません。切迫している場合は、自立相談支援機関や福祉事務所へも同時に伝えてください。

「生活福祉資金を借りられるかだけでなく、返済を増やしてよい家計かも見てほしいです」

このように話せば、貸付以外の支援を先に使うべきかも検討できます。

借金で生活費が消えるときは、新しい借入れで月末を越えないようにします

給料日に返済すると、家賃と食費が足りない。足りない分を別のカードで借り、翌月また返す。

この状態では、収入が少ないだけでなく、返済の仕組みそのものを見直す必要があります。

自立相談支援機関の家計改善支援では、生活費と返済を分け、法律相談などへつなぐことがあります。

消費者金融やクレジットカードの返済条件を窓口が直接変更することはできませんが、弁護士や司法書士へ相談すべき状態かを分けられます。

次の借入れをする前に、借入先、残高、毎月の返済額だけでも伝えてください。

「四社へ毎月八万円返済しており、家賃が払えません。新たに借りずに生活を維持する方法と、債務整理を検討する基準を聞きたいです」

配偶者に収入があっても、生活費を使えない場合は別の問題があります

世帯の収入は一定額あるのに、配偶者から生活費を渡されない。通帳やカードを取り上げられ、食費や医療費を頼むたびに怒鳴られる。

この場合は、家計管理の行き違いだけでなく、経済的な暴力や支配が関係している可能性があります。

相手と二人きりで家計会議をすることで危険が高まりそうなら、一人で説得しようとしないでください。

自立相談支援機関へ生活費の不足を伝えるとともに、配偶者暴力相談支援センターなどへ、安全な連絡方法から相談します。

「世帯収入はありますが、私と子どもが使える生活費を渡してもらえません。相談したことを相手に知られると危険です」

現在暴力を受けている、外へ出られない、子どもや本人へ危害が迫っている場合は110番を優先します。

今日食べる物がない、必要な薬を買えない、今夜の住まいを失う、子どもの安全を保てない状態では、書類を全部そろえるまで待たないでください。「今日必要な支援がある」と自立相談支援機関または福祉事務所へ最初に伝えます。

相談時は、世帯全体を完璧に計算せず、四つの数字を伝えます

窓口へ行く前に、家計簿を完成させる必要はありません。

次の四つが分かれば、支援員は状況をつかみやすくなります。

加えて、家族人数、仕事を休んだ理由、医療・介護・子育ての事情を伝えます。

「夫婦と小学生二人の世帯です。今月の収入は二十二万円、預貯金は三万円、家賃は八万円です。五日後に電気が止まる通知があり、学校給食費も未納です」

金額が正確でない場合は、「約」「まだ確認できていない」と付ければ構いません。

今日は最も近い支払期限を見て、窓口名を一つ保存します

今夜、利用できる制度を全部探す必要はありません。

家賃、公共料金、学校、保険料などの通知から、最も近い期限を一つだけ見てください。

次に、市区町村名と「自立相談支援機関」を検索し、電話番号と受付時間を保存します。

明日伝える言葉は、次の形で十分です。

「ひとり親ではありませんが、世帯収入が減り、家賃と食費が足りません。五日後に電気の停止予定があります。利用できる制度と、先に連絡する相手を教えてください」

窓口へ連絡することは、給付を受けると決めることでも、家計のすべてを他人へ任せることでもありません。

まず期限の迫った一件を止め、その後の一か月をどう保つかを一緒に考えるための連絡です。

出典・確認先メモ

よくある質問

Q. 夫婦共働きでも生活困窮者自立支援制度へ相談できますか?

共働きであることだけを理由に、相談できないとは決まりません。世帯の収入、預貯金、家賃、医療や介護の負担などを伝え、利用できる給付や減免があるか、家計のどこから手を付けるかを確認できます。

Q. 配偶者に収入があると生活保護は受けられませんか?

生活保護は、世帯全体の収入と最低生活費を比較して判断されます。配偶者の収入があっても世帯の最低限の生活費に足りなければ対象となる可能性があるため、現在の収入、預貯金、家賃、家族構成を福祉事務所へ伝えてください。

Q. 住民税非課税世帯でなくても使える支援はありますか?

相談窓口の利用自体は、住民税非課税世帯だけに限られません。正式な給付や減免には個別の所得・資産要件がありますが、家計改善支援、就労支援、支払先へのつなぎなどを利用できる場合があります。

Q. 生活が苦しいとき、社会福祉協議会へ行けばお金を借りられますか?

生活福祉資金は一定の要件を満たす世帯向けの貸付であり、申込み当日の支給や必ず貸し付けられることを約束する制度ではありません。返済可能性も見られるため、自立相談支援機関で給付・減免・家計改善を含めて先に相談すると進めやすくなります。

Q. 子どもの学校費用が払えない場合、学校へ直接話してもよいですか?

学校の事務室や担任、市区町村教育委員会へ就学援助について尋ねられます。認定基準や対象費目は自治体ごとに異なるため、「今年収入が減った」「給食費や学用品費が難しい」と伝え、家計急変時の申請方法と期限を確認してください。

こんな相談窓口もあります

専門家や専門サービスに相談してみませんか?

記事を読んでも悩みが解決しないときは、専門家や専門サービスに相談するのも一つの方法です。

※ 本セクションには広告・PRを含みます。掲載は比較基準に沿って整理しています。料金・条件は公式サイトでご確認ください。

※ お悩み相談ナビが、お悩みを解決できるように厳選したサービスや専門家をリストアップしました。

プロパンガス料金見直し/LPガス会社比較/固定費削減相談

ガス屋の窓口|プロパンガス・LPガス料金を無料で見直し相談できるサービス

プロパンガス・LPガス料金が高いと感じる方が、現在の料金やガス会社変更の選択肢を無料で相談できるサービス。

向いている人
戸建て・持ち家でプロパンガスを使っている方/毎月のガス代が高いと感じる方/冬場のガス料金が負担になっている方/親御さんの家のガス代を見直したいご家族/店舗・業務用でLPガスを使っている方/ガス会社変更が不安な方
確認できること
現在のガス料金、地域相場、ガス会社変更の可否、料金シミュレーション、見積もり、乗り換えの流れ、料金保証、対応エリア、集合住宅での可否
料金目安
相談・見積もりは無料で案内されています。実際のガス料金は地域・使用量・契約条件・ガス会社により変わるため、検針票をもとに要確認。
注意点
都市ガス・オール電化の方には基本的に合いません。賃貸集合住宅では入居者だけでガス会社を変更できない場合があります。検針票情報、契約条件、解約金、切り替え後の料金保証、将来の値上げ条件を確認しましょう。

公式情報の最終確認日:2026-07

プロパンガス料金の無料見直しを確認する ›

次にできること

同じ悩みの方によく読まれています

少し疲れてしまった方へ

悩み続けると、考える力も少しずつ削られてしまいます。今すぐ答えを出せないときは、近場で少し休む選択肢もあります。

毎月のプレゼント抽選に応募できます。会員登録は無料です。 会員登録・ログイン