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認知症の親が一人で外出したがるとき|止める前に整えたい安全対策と見守り

2026.07.27 更新 なやみ晴れ編集部
#公的支援#認知症#認知症相談
この記事の結論

認知症の親が一人で外出したがるときは、ただ止めるより「どこへ行きたいのか」「何時に出るのか」「帰れなくなる場面はどこか」を見ます。外出を完全に奪う前に、連絡先カード、GPS、服装写真、近所への共有、地域包括支援センターへの相談を整えましょう。戻らないときは早めに警察へ連絡してください。

「出かけたい」を止めるだけでは、親も家族も苦しくなります

認知症の親が、一人で外に出たがる。

玄関で靴を履こうとする。昔の職場へ行くと言う。買い物に行くと言う。散歩だから大丈夫と言う。家族が止めると怒る。少し目を離したすきに外へ出てしまう。

家族は、心配でたまらないと思います。

「道に迷ったらどうしよう」

「車や自転車にぶつかったらどうしよう」

「川や線路の近くへ行ったら危ない」

「警察に保護されたら、近所に知られてしまうのでは」

「本人の自由を奪っているようでつらい」

「でも、何かあったら自分の責任になる」

認知症の親の外出で難しいのは、安全だけを考えると閉じ込めたくなり、本人の気持ちだけを尊重すると事故や行方不明が心配になることです。

厚生労働省は、認知症に関する相談先として地域包括支援センターなどを挙げ、地域包括支援センターでは保健医療・介護に関する相談や、認知症疾患医療センター、認知症初期集中支援チームなど関係機関と連携した支援につなげると説明しています。家族だけで抱える前に、地域の仕組みを使ってよい悩みです。

この記事は、認知症の親が一人で外出したがるときに、家族が安全対策を整えるための一般的な内容です。認知症の診断、介護サービス、見守り機器、GPS、警察への届出、地域のSOSネットワーク、施設利用、成年後見などは、本人の状態や自治体の仕組みによって変わります。急な行方不明、転倒、事故、体調不良、徘徊の危険が高い場合は、記事だけで判断せず、警察、消防、地域包括支援センター、医療機関などへ連絡してください。

まず「なぜ外へ出たいのか」を、行き先ではなく気持ちで見ます

認知症の親が外へ出たがると、家族は「行かせるか、止めるか」で悩みます。

でも、その前に見たいのは、本人が何をしようとしているのかです。

本人の言葉は、現実の予定とずれていることがあります。

本人の言葉 背景にありそうな気持ち 家族ができる返し方
「仕事に行く」 役割を果たしたい、昔の生活に戻っている 「今日は休みの日だよ。お茶を飲んでから予定を見よう」
「家に帰る」 今いる場所に落ち着かない、昔の家を探している 「ここで少し休んでから、一緒に確認しよう」
「買い物に行く」 日課を続けたい、何かを買い忘れた気がする 「買うものを一緒にメモして、あとで行こう」
「散歩するだけ」 体を動かしたい、外の空気を吸いたい 「この道なら一緒に歩けるよ」
「誰かに会いに行く」 不安、寂しさ、昔の人間関係を思い出している 「会いたい人の名前を教えて。電話できるか見てみよう」
「ここにいたくない」 不快、混乱、トイレ・空腹・痛みなどを言葉にできない 「何か落ち着かないね。寒くない?痛いところはある?」

外出そのものを止める前に、「何を満たしたくて外へ向かっているのか」を見てください。

目的が分かると、外出以外の方法で落ち着ける場合があります。

危ない外出と、支えれば続けられる外出を分けます

認知症の親の外出をすべて危険と考えると、本人の生活は急に狭くなります。

一方で、危険な外出を「本人が行きたがるから」と放置するのも心配です。

外出を、危険度で分けて考えてみましょう。

外出の状態 家族が見ること 対応の方向
近所の決まった道を歩く 帰宅できているか、時間帯、交通量 連絡先カードや見守りを整えて続ける
買い物へ行く 支払い、同じ物の買いすぎ、店までの道 買い物メモ、同行、店への声かけを考える
夜や早朝に出る 暗さ、寒暖差、交通、転倒 玄関の工夫、生活リズム、見守りを強める
遠くへ行こうとする 昔の家、職場、駅、バス停へ向かうか GPS、近所共有、地域包括支援センターへ相談
帰り道が分からなくなる 保護されたことがあるか、迷った場所 一人外出の見直し、地域SOS登録を検討
車・自転車で出る 事故リスク、判断力、家族以外への危険 運転や鍵の管理を含めて専門窓口へ相談

目標は、本人を家に閉じ込めることではありません。

危険な形を減らし、本人が安心して外の空気に触れられる形を探すことです。

「戻れなくなる場面」を先に探すと対策が具体的になります

家族の不安は、「一人で出たら危ない」という大きな言葉になりがちです。

でも、対策を立てるには、どこで迷いやすいのかを具体的に見る必要があります。

迷いやすい場面 起こりやすいこと 先にできる対策
角を曲がった後 家の方向が分からなくなる 目印を決める、家の写真を持つ
駅やバス停 昔の目的地へ向かおうとする 交通系ICや財布の扱いを家族で決める
スーパーやコンビニ 買い物後に帰り道を忘れる 店に連絡先カードを共有できるか考える
公園・川沿い 長く歩いて疲れる、転倒する 靴、服装、GPS、付き添いを見直す
夕方 不安が強まり「帰る」と言い出す 夕方の予定、声かけ、室内の落ち着き方を作る
病院や施設の帰り いつもの道と違って混乱する 送迎、同行、タクシー利用を決める

「行かせるかどうか」だけでは、家族の不安は減りません。

どこで迷うのか、何時に出やすいのか、誰に声をかけてもらえるのか。

そこまで見えると、対策は現実的になります。

持ち物は、本人を管理するためではなく「戻る手がかり」にします

一人歩きが心配なとき、持ち物の準備は大切です。

ただし、本人に「迷子札をつける」と伝えると、傷つくことがあります。

「もし困ったときに、助けてもらいやすくするもの」として準備すると、受け入れやすい場合があります。

準備するもの 入れる内容 工夫すること
連絡先カード 名前、家族の電話番号、住所、持病、かかりつけ医 財布、バッグ、上着のポケットに入れる
身元確認シール 自治体や見守り制度の番号など 靴、杖、バッグ、衣類に貼れるか確認する
GPS端末 位置情報を家族が見られる機器 本人が持ち歩ける場所に入れる
スマホ 位置共有、緊急連絡、電話 充電、操作の簡単さ、紛失対策を見る
服装写真 その日の服、靴、帽子、バッグ 外出前に家族がスマホで撮る
小銭・交通費 帰宅や連絡に必要な最低限 多額の現金を持たせない

厚生労働省は、見守り・SOS体制づくりに関するガイドを示し、認知症の人がどこに住んでいても外出を楽しみ、無事に家に戻ってこられる地域づくりを掲げています。本人の外出を奪うのではなく、戻るための手がかりを増やす発想が大切です。

持ち物は、本人を縛るためではありません。

困ったときに、誰かが家族へつなげるための道しるべです。

GPSや見守り機器は、持ってくれる形まで考えます

GPSや見守り機器を使えば安心できると思っても、本人が持ってくれなければ機能しません。

バッグを置いて出てしまう。スマホを充電しない。端末を嫌がる。上着を変えると忘れる。

機器を選ぶときは、性能だけでなく、本人の生活に入るかを見てください。

持たせ方 向いている場合 注意点
バッグに入れる いつも同じバッグで出る人 バッグを持たずに出ると使えない
靴につける 外出時に同じ靴を履く人 靴を変える人には向きにくい
鍵につける 鍵を必ず持つ人 鍵を持たずに出る場合がある
スマホの位置共有 スマホを持ち歩ける人 充電切れ、操作、紛失に注意
腕時計型 時計を嫌がらない人 外してしまう場合がある
自治体の見守り機器 地域制度がある場合 費用、申請条件、対応範囲を確認する

警察庁は行方不明者に関する統計を公表しており、認知症に関係する行方不明者の状況もまとめています。行方不明時の早期発見には、本人の特徴や服装、立ち回り先、位置情報などの手がかりが重要になります。

GPSは万能ではありません。

でも、家族が探し始める場所を絞る助けになります。

近所や店に知らせるのは、恥ではなく早く見つける準備です

認知症の親の外出について、近所に知らせることに抵抗がある家族もいます。

「噂になりそう」

「親がかわいそう」

「家族がちゃんと見ていないと思われそう」

そう感じるのは自然です。

ただ、行方不明になったとき、早く見つけるためには、地域の目が大きな助けになることがあります。

共有する相手 伝える内容 伝え方の例
近所の人 一人で遠くへ行きそうなときがある 「もし迷っている様子を見たら、家に連絡をもらえると助かります」
よく行く店 買い物後に帰り道が分からなくなる可能性 「困っている様子があれば、こちらへ電話をお願いします」
交番 本人の特徴、写真、よく行く場所 「行方不明になる前に、相談できることはありますか」
地域包括支援センター 外出の頻度、迷った経験、家族の負担 「一人歩きの見守りについて、地域の制度を知りたいです」
自治体 SOSネットワーク、見守りシール、GPS助成の有無 「認知症高齢者の見守り制度はありますか」
ケアマネジャー 生活リズム、デイサービス、訪問時間 「外出が増えていて、介護サービスの組み方を相談したいです」

厚生労働省は、認知症サポーターについて、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人や家族にできる範囲で手助けする存在として養成していると説明しています。地域には、家族だけでは届かない見守りの力があります。

近所に知らせることは、親をさらすことではありません。

親が家に戻る道を、地域に少しだけ増やすことです。

「外に出ないで」と言うより、出る時間と道を一緒に作ります

本人が外出したがるたびに止めると、家族も本人も疲れてしまいます。

本人にとって、外に出ることは気分転換であり、日課であり、自分らしさを保つ行動かもしれません。

可能なら、完全に禁止する前に、安全な外出の形を作れないか考えます。

外出したがる場面 家族が作れる形 声かけの例
毎朝散歩したがる 決まった時間に短いコースを一緒に歩く 「朝ごはんの後に、この道を一緒に歩こう」
買い物へ行きたがる 週に何回か同行する、買う物を決める 「今日はこのメモを持って一緒に行こう」
夕方に帰ると言う 夕方の不安を減らす予定を作る 「もうすぐご飯だから、先にお茶にしよう」
昔の職場へ行くと言う 仕事の役割に近い家の作業を頼む 「これを一緒に片付けてくれる?」
一人で出ようとする 玄関前に予定表、靴の場所、声かけの工夫を置く 「出る前に私に声をかけてね」

外出をゼロにすることだけが安全対策ではありません。

出る時間、道、持ち物、見守る人を決めることで、本人の自由と家族の安心を少し近づけられる場合があります。

ただし、行方不明の可能性があるときは早く動きます

「少し待てば帰ってくるかも」と思う気持ちは自然です。

でも、認知症の親が予定より戻らない、行き先が分からない、夜や悪天候、暑さ寒さがある、川や線路、交通量の多い場所へ向かう可能性がある場合は、早めに動いてください。

状況 家族がすること 伝える情報
帰宅予定を過ぎても戻らない 近所、いつもの店、散歩コースを確認する 出た時間、服装、行き先の心当たり
探しても見つからない 警察へ連絡する 氏名、年齢、写真、服装、持ち物、認知症の有無
夜・悪天候・猛暑・寒波 待たずに早めに相談する 体力、持病、服装、薬の有無
交通量の多い場所へ行きそう 警察や地域の協力を使う よく行く駅、バス停、道路
川・用水路・山林が近い 家族だけで無理に探し続けない 危険な場所の心当たり
GPSで位置が分かる 画面を保存し、警察や家族と共有する 現在地、最後に確認できた場所

「大ごとにしたくない」と思って連絡が遅れると、探す範囲が広がってしまうことがあります。

行方不明の可能性があるときは、家族だけで抱えず、早く外の力を借りてください。

家の中の工夫は、閉じ込めるより「出る前に気づける形」にします

一人で外へ出ることが続くと、玄関の鍵を厳しく管理したくなるかもしれません。

ただ、閉じ込める形にすると、本人が強く不安になったり、別の出口から出ようとしたり、家族関係が悪くなったりすることがあります。

まずは、出る前に気づける工夫を考えます。

困っていること 家でできる工夫 注意点
黙って玄関を出る 玄関ベル、開閉センサー、家族のスマホ通知 本人を驚かせすぎない音にする
夜に出ようとする 夜の照明、トイレ誘導、就寝前の不安確認 夜間の外出理由を探る
靴を履くと外へ出る 外出用の靴の場所を変える、室内履きを用意する 転倒しないようにする
予定を忘れて外へ行く 大きな予定表、今日の予定メモ 否定ではなく見える化にする
不安で外へ向かう 夕方の声かけ、軽食、安心できる物を置く 叱るより不安の原因を見る
家族が気づけない 見守りサービス、介護サービス、近所共有 家族だけで24時間見ようとしない

家の安全対策は、本人の尊厳にも関わります。

鍵やセンサーを使う場合も、本人を罰するためではなく、事故を防ぐための仕組みとして考えてください。

外出が増えたら、介護サービスの組み方も見直します

外出したがる時間帯が決まっているなら、介護サービスや家族の見守りをその時間に合わせることも考えられます。

たとえば、夕方に外へ出やすいなら、その前にデイサービスから戻る時間や、訪問介護、家族の電話、近所の見守りを調整できるかもしれません。

困りごと 相談できること 相談先
夕方に外へ出る デイサービスの時間、夕方の見守り ケアマネジャー、地域包括支援センター
日中一人になる 訪問介護、通所サービス、見守り ケアマネジャー
家族が仕事で見られない 介護保険サービス、地域資源、家族介護者支援 地域包括支援センター
夜間に出ようとする 生活リズム、服薬、睡眠、医療相談 かかりつけ医、認知症疾患医療センター
まだ介護認定を受けていない 介護保険の申請、相談の流れ 市区町村、地域包括支援センター
家族が限界に近い ショートステイ、施設見学、レスパイト ケアマネジャー、地域包括支援センター

厚生労働省は、地域包括支援センターについて、高齢者の総合相談、権利擁護、地域の支援体制づくり、介護予防に必要な援助などを行う中核的な機関として市町村が設置していると説明しています。外出の見守りも、介護全体の組み立ての中で考えると家族の負担を減らしやすくなります。

本人が嫌がるときは、「危ないから」より「心配だから一緒に考えたい」と伝えます

家族が安全対策をしようとすると、本人が嫌がることがあります。

GPSを持ちたくない。近所に知らせないでほしい。子ども扱いしないでほしい。一人で歩けると言い張る。

その気持ちを無視すると、本人は隠れて出ようとするかもしれません。

家族が言いたくなること 本人が受け取りやすい言い方 一緒に決めること
「一人で出ないで」 「帰り道が分からなくなったら心配だから、連絡できるものを持ってほしい」 連絡先カードの入れ場所
「GPSを持って」 「万が一のときに迎えに行きやすくするために持ってほしい」 バッグ、靴、鍵など持ち方
「危ないからだめ」 「行きたい気持ちは分かる。安全な道を一緒に決めたい」 散歩コース、時間帯
「近所に言うよ」 「困ったときに助けてもらえる人を増やしたい」 誰にどこまで伝えるか
「もう外出は無理」 「一人では心配な日が増えたから、付き添い方を考えたい」 同行、デイサービス、見守り

本人の安全を守ることと、本人の気持ちを尊重することは、どちらも必要です。

言い方を変えるだけで、受け入れやすくなることがあります。

家族が代わりに調べている場合は、一人で責任を背負わないでください

この記事を、認知症の親を心配する子ども世代や配偶者が読んでいることも多いと思います。

毎日見守っている人ほど、「自分が止めなかったから」「もっと早く気づけば」と責任を抱え込みがちです。

でも、認知症の外出対策は、家族一人で24時間管理するものではありません。

家族が抱えがちな思い 考え直したいこと 使いたい支え
自分が見ていないと危ない 一人で24時間見守るのは限界がある 介護サービス、近所、見守り機器
近所に知られたくない 早く見つけるためには地域の目が助けになる 自治体の見守り制度、交番、地域包括支援センター
施設に入れるしかないのでは 在宅で整えられる対策もある ケアマネジャー、デイサービス、ショートステイ
親に嫌われたくない 安全対策は支配ではなく、戻る手がかりを増やすこと 本人が受け入れやすい説明
兄弟姉妹が分かってくれない 外出の回数、時間、保護された経験を記録する 家族会議、ケアマネ同席

家族だけで抱えると、本人にも家族にも強い言葉が増えてしまいます。

地域包括支援センターやケアマネジャーに、外出の頻度、時間帯、迷った場所、家族の負担を具体的に伝えてください。

今日できる一歩は、外出時の情報を一枚にまとめることです

認知症の親が一人で外出したがるとき、今日すぐすべてを解決しなくて大丈夫です。

まず、家族で使える一枚のメモを作ってください。

書くこと 家族のメモ
本人が出たがる時間帯
よく行こうとする場所
迷ったことがある場所
外出時の服装・靴・バッグ
持たせる連絡先カードの場所
GPSやスマホの有無
近所・店・交番へ共有する内容
戻らないとき最初に連絡する先

次に、今日できる小さな準備を一つだけ選びます。

親の外出を心配するあなたは、親を閉じ込めたいわけではないと思います。

ただ、無事に帰ってきてほしい。

できれば、親が外の空気を感じる時間も残してあげたい。

その両方の気持ちがあるから、悩むのです。

今日は、外出を許すか止めるかを一人で決める日ではなく、戻るための手がかりを一つ増やす日。

連絡先カード一枚、写真一枚、相談の電話一本から、家族だけで抱えない見守りに変えていきましょう。

出典・確認先メモ

よくある質問

Q. 認知症の親が一人で外出したがるとき、まず何をすればいいですか?

まず、出たがる時間、行こうとする場所、過去に迷った場所、持ち物、服装をメモしてください。そのうえで、連絡先カード、最近の写真、GPSや見守り機器、近所や地域包括支援センターへの共有を整えます。外出をすぐ全面禁止にする前に、危険な場面と支えれば続けられる外出を分けて考えましょう。

Q. 認知症の親を一人で外出させても大丈夫ですか?

本人の状態、場所、時間帯、交通量、過去に迷った経験によって変わります。近所の決まった道を短時間歩ける人もいれば、帰れなくなる危険が高い人もいます。行かせるか止めるかだけでなく、付き添い、見守り、GPS、地域共有などを組み合わせて安全な形を探してください。

Q. 認知症の親が帰ってこないとき、どのタイミングで警察に連絡すればいいですか?

予定時間を過ぎても戻らない、行き先が分からない、夜や悪天候、暑さ寒さがある、川や線路、交通量の多い場所へ行く可能性がある場合は、早めに警察へ連絡してください。氏名、年齢、認知症の有無、服装、写真、持ち物、よく行く場所、最後に見た時間を伝えます。家族だけで探し続けて時間が過ぎるより、早く外の力を借りることが大切です。

Q. GPSを持たせれば認知症の外出対策は十分ですか?

GPSは早く探す手がかりになりますが、それだけで十分とは限りません。本人が持って出るか、充電はできているか、家族が位置を見られるか、電波や電池の問題がないかも確認が必要です。連絡先カード、服装写真、近所や地域包括支援センターへの共有と組み合わせると、見守りの幅が広がります。

Q. 親が見守りやGPSを嫌がるときはどう伝えればいいですか?

「危ないから持って」と言うより、「困ったときに迎えに行きやすくしたい」「家族が心配しすぎないために持ってほしい」と伝える方が受け入れやすい場合があります。本人が持ちやすい形を一緒に選び、バッグ、靴、鍵、財布など日常の物に入れる方法を試してください。嫌がる理由が強い場合は、地域包括支援センターやケアマネジャーに声かけの方法も相談できます。

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